今月の頭から、我が家では家のリフォームをおこなっています。キッチン、トイレ、全ての壁と天井、電気の配線をリフォームするのでなかなかの大工事になっています。
キッチンも冷蔵庫以外は全て新しく入れ替えることにして、キッチンリフォーム専門店に何度も足を運んできました。そこで、キッッチンに関するフランス語の単語も少しずつ覚えていきました。
キッチンだけに限らずですが、ちょっと専門的になった単語って日本の単語帳には載っていなかったりするし、間違った意味でのっていることもあります。
今回は、フランスで生活していて実際に使うキッチン周りの単語について紹介します。
キッチンの電化製品の単語
まずは、キッチンで使う電化製品から紹介します。家庭の電化製品のことを un électroménager といいます。
la plaque à induction IH クッキングヒーター
la induction とは電気の誘導を意味します。電気伝導のプレートのことです。
日本でも IH をつかっている家庭は多いと思いますが、フランスでもガスから電気に乗り換えている人は多くなっているんだそうです。特に、キッチンをリフォームする場合には電気に変える人が多く、わたしたちもガスから換えました。
ちなみに、ガスコンロは la table de cuisson â gaz / la plaque de cuisson gaz といいます。ガスから電気に変える場合は、電気の配線を作らないといけないようです。
わたしは日本で IH を使っていたので、フランスに来てガスコンロっていうのがすごい使いにくかったんですよね。数年ぶり韃靼でガスの点火の仕方を忘れてました。今回、電気に買えるからホントに良かった。電気を使っていたら、ガスには戻れませんね。
le réfrigérateur 冷蔵庫
よく使われる le frigo は話し言葉で、le frigidaire は商標です。正式には le réfrigérateur っていいましょう。
冷蔵庫についている冷凍庫は、le congélateur といいます。le surgélateur は急速冷凍の設備のことで、一般家庭の冷蔵庫にはあんまりついていませんが、des surgelés は冷凍食品のことなのでよく聞く単語ですね。
la hotte 換気扇
フランス語の H は発音しないので「オット」と読みます。日本の辞書や単語帳には le ventilateur が換気扇をさしていることもありますが、フランスでは le ventilateur は扇風機のことを指します。
le four オーブン / le four â micro−ondes 電子レンジ
フランスでは電子レンジよりもオーブンを頻繁に使います。作る料理もオーブンで焼く料理が多いですが、冷凍食品やレトルト食品もオーブンで焼くもののほうが断然多いです。
また、オーブンも電子レンジも壁の棚に埋め込むのが一般的で、棚に埋め込むことを intégré といいます。下記の写真(↓)の左側のように、電子レンジとオーブンを棚に埋め込んでいることのことです。
電子レンジは埋め込まないタイプは数千円のものからあるんですが、埋め込み式だとオーブンと同じくらい値段が高くなり、場合によってはオーブンよりも高くなります。
le lave−vaisselle 食器洗浄機
この食洗機も棚に埋め込むのが一般的です。
le robot pâtissier / culinaire 製菓用/調理用調理器
le robot(ロボ)とはロボットの意味なんですが、家庭用の万能調理機器を指します。キッチンエイドなどのミキサーやジューサー、マジミックスといったフードプロセッサーなどのことです。ミキサーは単純に le mixer / le mixeur ともいいます。
卓上ミキサーのような形で、材料を入れたら最後まで料理を作ってくれる機器といった便利なものも結構たくさん販売されています。ロボは料理上手な方の家には必ずあるといってもいいくらいです。最近はiPadとロボでちゃっちゃっとすごい料理を作る奥さんが多いと思う。
le robot pâtissier はフランスでは、アメリカ製のキッチンエイド(Kitchen Aid)とイギリス製のケンウッド(Kenwood)が有名です。ちなみに、ケンウッドはイギリス生まれの調理器具の会社で、日本のケンウッドとはまったく別の会社です。
une cafetière コーヒーマシン
コーヒーを淹れることができる機器の総称です。ドリップ式もサイフォン式もエスプレッソ式もとりあえず、cafetière といいます。ネスプレッソとかのエスプレッソマシンを言いたい場合は、une machine à café と言えます。
un grille−pain トースター
朝ごはん用に食パンやバゲッドをトーストする時に使います。焼き網で焼くことを griller といいます。パンをトーストして食べたい人は結構多いんですね。電化量販店にはトースターってたくさんの種類が並んでいます。スーパーには朝食用の食パンがあります。
キッチン設備のフランス語
un évier 流し台
流し台も様々な選択肢があって、石製(en pierre)、ステンレス製(en inox)、セラミック製(en céramique)などの材質が選べます。
un robinet 蛇口
水と湯の温度調整ができる蛇口のことを un mitigeur といいます。
le plan de travail 作業台
料理を作ったりする台のことで、木製(en bois)や大理石(en marbre)などがあります。一枚の板で流しやコンロの部分は上手いこと切ってはめていくんです。
des étagères 棚 / des placards 戸棚
作業台の下の棚です。横に段になっているのは placard といいます。
une table à bar カウンターテーブル
カウンターテーブルを家具として置くこともできますが、わたしたちは据え置きのカウンターテーブルを作ってもらいました。
des tabouret à bar カウンターチェア
ひじ掛け(accoudoir)のない椅子のことで、バーカウンター用の椅子のことをいいます。
キッチンリフォームのフランス語
キッチンを設置することを installer la cuisine といいます。古いキッチンを取り壊すことは enlever la cuisine といいます。
上にも書きましたが、フランスのキッチンは棚に埋め込む intégré というスタイルが今では一般的で、オーブンだけでなく、電子レンジ、食洗機は普通ですし、さらには冷蔵庫やエスプレッソマシンも埋め込むこともできます。
とにかく、作業台や棚に電化製品を置くと、場所が取られるし、電気コードの配線もごちゃごちゃするので見た目が美しくないっていう考え方なんだそうです。
ただいま絶賛キッチンのリフォーム中で、明日の午前中にはキッチンが設置される予定です。楽しみです〜。キッチン用語をバンバン使ってやりたいと企んでます。
今回は、フランスで実際に使ってるキッチン設備・電化製品の単語を紹介しました。これで、キッチンでフランス語で話せますね。ぜひ、参考にしてみてください。
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