フランス語読解の勉強のしかた

フランス語読解

読解(精読)はフランス語の文章を読んで理解するための勉強です。そのときにつかったテキストでの勉強のすすめかたを紹介します。

読解のテキスト

わたしが読解(精読)の勉強をするときにつかったテキストです。

Alter ego +3(B1)

フランスのhachette社のテキストで、主に語学学校で使われています。読解だけでなく、文法・リスニング・作文などが含まれています。

レベルはA1・A2・B1・B2・C1/2まであり、わたしが使ったものはB1(中級レベル)のテキストです。最初はB1レベルなのですが、後半にはB2の入口レベルに上がっていきます。

このテキストの中にある文章を読解していきました。

フランス語のテキストなため、日本語訳や解説はもちろんありません。初級レベルだと最初は難しく感じますが、徐々に慣れていき、日本語訳がなくても読み解くことができるようになりました。

ページ数 224ページ
レベル 初級〜中級
価格 3,563円
価格

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このテキストの中身はこんな感じです。ぎっしりとフランス文が載っています。
フランス語読解の勉強のしかた

このテキストはフランス語を教えてくれる先生がいる場合に使い、通常独学で使うものではありません。わたしはフランス語の先生に教えてもらっていました。

このテキストには新聞や小説、詩などの文章が多用されていますので、読解の勉強をする場合には固めの文章が掲載されている本がおすすめです。

フランス語読解のテキストのおすすめはこちら。

フランス語読解
フランス語の文章を正確に読み解くための勉強、読解のおすすめの本です。 読解は自分のレベルよりも少し高めの教材を使うのがベストです。 ...

読解(精読)の勉強のしかた

わたしはノートに書いて勉強するのが好きみたいで、ノートに文章を写していました。

わたしの場合はフランス語の文章を読み解くだけで、問題は解いていません。試験を受けるつもりはないためです。

  1. フランス語の文章をノートに書きます
  2. フランス語の文章を理解する
  3. 音読する
  4. 日本語訳で確認する
  5. テキストを最後までやる

フランス語の文章をノートに書く

文章・問題・リスニングなどすべてのフランス語文をノートに書きます。フランス語は黒色のボールペンで、1行ずつあけて書きます。

フランス語読解の勉強のしかた

わたしが使ったテキストは語学学校で使われているものなので、読解だけでなくリスニングや作文などもありましたが、すべて書き写しました。

必ずしもノートに書き写さなくても大丈夫です。書き写すと時間がかかるのでおすすめはしません。わたしの使ったテキストが意味などを直接書くには間隔が狭すぎたので、ノートに改めて書いただけです。

こんな感じでたまにテキストにも書いたりしていました。
フランス語読解の勉強のしかた

フランス語の文章を理解する

わからない単語や文法や動詞時制も調べて、頭の中で日本語に訳していきました。日本語訳はわざわざノートに書かず、単語の意味や動詞や文法のみを書いていきました。

フランス語読解の勉強のしかた

フランス語の意味が理解できるまで、辞書や文法書などを使って調べます。文をひとつひとつ区切って意味をつかんでいきます。

フランス語の文章が日本語で意味が通るようになるまで、丁寧に理解していきます。

フランス語は黒、単語はピンク、動詞は青、日本語は赤と色分けしてました。
フランス語読解の勉強のしかた

音読する

自分でノートに書いた文章を音読します。

読解には関係ないかもしれませんが、フランスの文章を声に出してスラスラと読めるようにします。

日本語訳で確認する

日本語の訳をみて、自分が理解したものと合っているのか確認します。

フランス語読解の勉強のしかた

知らない単語はたくさん出てきますが、この勉強は読解なので単語は意味を知るだけで、別のノートにまとめたりはしませんでした。単語帳を作るのに時間がかかるし、単語は別のタイミングで覚えると割り切りました。

テキストを最後まで行います。

最初の頃は訳すのに時間がかかっていましたが、テキストを1冊やり終えたら、文の構造が理解できるようになりました。

フランス語の本や新聞も文法だけは分かるようになり、すらすらと読めるようになってきたと感じています。

 

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