入門から初級レベルのフランス語文法が分かってきた頃に、わたしが勉強しはじめた問題集の使い方です。
使った文法問題集は Grammaire progressive du français というフランスで出版された本です。
わたしはこの練習帳を何度も繰り返し行いました。今でもときどき見て復習しています。そのくらい重要な文法が載っている本です。
フランスの日常生活で使われる文法が網羅されていています。日常会話で使われる文法はこのレベルまでで、それ以上の文法レベルになると日常ではあまり使わない文法や構造が出てきます。
ですので、この初級レベルをマスターすると日常生活には困らないほどの文法が身につきます。
個人的には文法はこのレベルを完璧にすることをめざしています。
すごく使える文法テキストですので、初級を完全にマスターしたい方におすすめです。
本の内容
答えは別売りです。
このテキストのレイアウト。このページはImpératif(命令形)の解説(左)と問題集(右)です。
この本を購入するとPDFページをダウンロードできるので、解説と問題部分をすべてコピーして、それに書いていきました。
わたしの使い方
- 勉強計画を立てる
- 左ページの解説を理解する
- 右ページの問題を解く
- もう一度問題を解く
- 理解していない文章をノートに書く
- 繰り返し覚えていく
つまり、この問題集を2周します。それでも分からない時は3周目をおこないます。
くわしく説明します。
勉強計画を立てる
このテキストは52項目あるので、1日に何項目、もしくは1週間で何項目できるのか計画を立てていきます。
この本はボリュームがあるので、計画を立ててやったほうがいいです。だらだらやっているとなかなか終わりが見えません。
わたしは1日2項目(4ページ)ずつで26日間、余裕を持たせて1ヶ月で終わらせることにしました。
左ページの解説を理解する
左ページに文法解説が載っているので理解していきます。
初級レベルくらいだとある程度知っている単語が多いので、フランス語での説明もさほど難しくはありません。日本語の文法書で一通り勉強していたら、理解しやすいです。
右ページの問題を解く
左の解説を理解したら、右の問題を解きます。答え合わせをして、できなかった問題は文法解説を見ながら、答えを理解します。
何度も問題を解いていくため、1回目はコピーしたものかノートに答えを書くといいです。
最後の項目(52項目)までテキストをやっていきます。
もう一度問題を解く
最後まで問題を解いたら、もう一度最初から問題を解いていきます。分からない文法が出てきたら、解説を読んで理解します。
2回目でもまだ理解が足りないなぁって感じる時は3周目をやります。それでもまだ曖昧だな項目だけ4回目をやります。
理解していない文章をノートに書く
2〜3周目以降に解けなかった問題や間違いやすい文章をノートに書き出していきます。フランス語の文章のみを書きます。
書き出す文章は2〜3周目以降にしましょう。1周目にやると書く文章が多なって覚えるのが大変です。
まとめて覚えたほうがいい動詞活用・指示代名詞・所有代名詞などもまとめて書きます。
わたしはこのような活用形は紙切れに書いています。
どこでも持ち運びやすいので合間にちょこちょこ見ています。活用形は覚えてもすぐ忘れやすいので、定期的に確認するようにしています。
繰り返し覚えていく
ノートに書いたフランス語の文章を覚えていきます。
- 声に出して読む
- 暗唱する
- ノートに書く
- ときどき見る
それでもなかなか口から出てこない文は瞬間仏作文の例文として練習します。
これで、終わりです。
時間はかかりますが、これを行うとフランス語がある程度使えるようになるはずです。
ちなみにわたしもまだまだ完璧ではなく4周目をやっているところです。完璧までは遠いです。すぐわすれちゃう…。
おすすめの文法問題集はこちら。