フランス語の動詞活用は複雑です。動詞活用形は最大で20種類あるし、動詞群は3種類だけど細かく別れているのでとても複雑です。
フランス語会話の先生が、難しい単語や文法を勉強するよりも動詞の活用を完璧に覚えるほうが会話では大事とおっしゃっています。
そんな複雑な動詞活用どうしたら覚えれるの…と思いますが、声に出しながら覚えていくしか方法はありません。
今回はわたしのフランス語の動詞活用形の覚えかたを紹介します。
わたしは動詞活用の練習帳を使って覚えていきました。使ったのは「VERBOMANIA」というフランスで売られている本です。
使った本の内容
日本のAmazonでも販売しています。気になる方はどうぞ。
横長サイズなので、活用の流れが分かりやすくレイアウトされています。
わたしの使い方
この「VERBOMANIA」を使いかたです。おそらくどの動詞活用本でも使い方は大体同じです。
練習帳に動詞活用を記入します
Bescherelle conjugaison や辞書を見ながら表に活用形を記入していきます。
この本は時制ごとに動詞が並んでいるので、活用形がまとまっているので分かりやすいです。
こんな感じに活用の種類が時制ごとにまとまっています。
- Présent(現在)
- Temps simples au pasée(単純過去)
- Futur et dérivé(未来と派生語)
- Temps composées(複合時制)
- Participe(分詞)
例えば、単純過去(Temps simples au pasée)の語幹に規則性があるので、並べてあったほうが分かりやすいです。
こちらも未来形と複合過去形は活用形が似ているので並んでかかれてあります。
語幹と活用語尾の法則を確認します。
練習帳の右欄に同じ活用種類の動詞もメモする空白があります。
すべてのページの動詞を記入していきます。記入したこのテキストは動詞の規則が分からなくなった時などに見返していきます。
この本の動詞種類はよく使う基本的なものが主ですので、よく使う動詞だけ優先して覚えていけます。
覚えていきます
動詞を声に出して発音していきます。左から順番に発音していくと、活用が似ているため感覚で覚えていけます。
つぎに、書きながら発音します。
動詞活用形は音が似ていたり、スペルが似ていたりするので、覚えても使わなかったら忘れがちです。特に、あまり使わない活用形は忘れるのも早いです。
ですので、覚えるコツは定期的に発音していくことです。一気に活用形を覚えるのではなく、ちょっとずつときどき見るのがおすすめです。だってすぐに忘れるから…。
そして、瞬間仏作文や音読などほかの勉強法で、何度も口に出していきます。すべての動詞活用を何度も発音したり書いていくことで、自然に使えるようになってきます。
この覚えかたは、ネイティブのフランス人も子どもの頃に学校でしていたそうです。
わたしが使ったのは「VERBOMANIA」というフランス製の本ですが、だいたいどの本でも内容は同じなので何でもかまいません。こちらも参考にしてみてください。