フランス人ってチーズフォンデュを食べるときも丁寧です。
フランス人ってピザをナイフとフォークで食べるって知ったときも衝撃でしたけど、今回のチーズフォンデュの食べかたもフランス人ぽいなぁって。
では、チーズフォンデュのレストランから紹介していきます。
フランスのチーズフォンデュ
スキーバカンスでの山からおりた村の中心にあるレストランで、チーズフォンデュを食べてきました。
フランス語では、フォンデュ・オ・フロマージュ Fondue au fromage 、フォンデュ・サヴォヤード Fondue savoyarde (サヴィワ地方のフォンデュ)といったり、短縮してフォンデュとも言っています。
日本でも有名ですが、削ったチーズとワインを合わせて煮込んだもので、そこにバゲットをつけて食べる料理です。
フォンデュ・サヴォヤード
わたしが行ったレストランでは、フォンデュ・サヴォヤード Fondue savoyarde というメニューでした。正確に言うと、この村のあるのはサヴォワ地方ではないのですが、サヴォワ風のチーズフォンデュが食べれます。
チーズフォンデュの入った鍋と細かく切ったバゲットが出てきて、それぞれにサラダとシャルキュトリーが盛られてきます。シャルキュトリーは豚肉のソーセージやハムです。シャルキュトリーとバゲットをチーズにつけたり、そのまま食べたりします。
チーズとシャルキュトリーだけを食べているとかなり塩っぱいので、生野菜のサラダがついてくるのかなって。
日本でのイメージはバゲットとじゃがいも、ウインナー、温野菜…っていうイメージだったんですが、フランスではこんな感じみたいです。初めて知った〜。
初めてのフォンデュ・サヴォヤードですが、ほんとにおいしくって最初はすごい勢いでもくもくと食べてしまいました。
お代わり自由
このレストランではチーズフォンデュはバゲットやサラダ、シャルキュトリーなどすべてお代わり自由でした。
フランス語でお代わり自由・食べ放題は à volonté(ア・ヴォロンテ)といいます。フランスにもビュッフェ形式や好きなだけお代わりできるレストランがあります。
この村のレストランではたいていフォンデュ・サヴィヤードがあって、お代わり自由っていうところも多かったです。
ただ、一皿でも結構なボリュームでお腹いっぱいになるのでお代わりする必要はないんですが、一緒に行った人の中に高校生の男子がいたのでめっちゃ食べてました。おいしいものをいっぱい食べれるのってうらやましいです。
チーズフォンデュの食べかた
チーズフォンデュって串に刺して、チーズをつけたら、串のまま口に持っていって食べるのかと当然思ってたんですけど、フランスではどうやら違うようです。
- バゲットを串に刺して、チーズフォンデュの中に入れてチーズを絡めます。
- お皿にバゲットを外して、ナイフとフォークで丁寧に食べます。
最初にそのまま串から食べてた自分が恥ずかしい…。でも、一口で食べれるんだから、わざわざナイフとフォークで食べなくたって…とは思うんですけどね。
フランス人は人が口に入れたものをみんなが使う鍋に戻すのはキライなんだそうです。鍋とかできないですね、フランス人とは。
あと、そのまま食べると熱いからっていう理由もあるようです。わたし的にはぜんぜん熱くないのに、ふーふーってめっちゃ冷ましてます。猫舌ですね。
フランスに来て、チーズフォンデュを食べる際にはみなさんも注意しましょう。
店舗情報
Restaurant La Bergerie
住所:14 Rue Jean Moulin, 38250 Villard-de-Lans
電話:04 76 95 10 34(人気店なため予約が必要です)
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