水曜日は授業が休みの日です。
わたしのクラスは fille au pair オーペアの女の子が多いクラスなので、幼稚園が休みの水曜に授業も休みなんです。
週の真ん中が休みってひと息つけていいですね。
そんな休みの中、わたしは引きこもってフランス語の勉強してます。まぁそれ以外やることないんです…正直なとこ。
語学学校が始まって2週目ですけど、
この語学学校はテキストを使わなくて、先生が自由な教材は使っていいらしいんです。
なので、先生の好きな内容で授業が行われます。わたしの先生はポエムとか演劇が好きみたい。フランス人にありがちな理解が難しい内容…。
あと、スラング。le poulet/ une bagnole/une frangine/la bouffe/balles… とか、familierなフランス語ばっかりで丸一日。できればDELFの試験に出そうな項目やってほしいなぁって思う試験ありきな日本人…。スラングはまとめてじゃなくてもいいかなぁ。
帰って彼に使いまくってたけど、まぁたまに使わないこともないけど、そんなに使うものでもないらしい。
試験に出ますか〜先生〜?(笑)
ということで、よく使っているのを聞く familier をわたしからもひとつ。
ナンパする=女の子に声をかける
いかにもフランスっぽいこの言葉。男性が女性に使うのが基本らしいです。
なんとフランス語の単語本にも載ってます。しかも、有名なCLEっていう出版社のもの。
以前紹介したフランス語の単語本です。
vocabulaire progressif du Française
初中級レベルの単語本の最初の項目に載ってます。びっくり仰天!
フランス語をはじめてちょっと分かるようになってきたレベルの外国人になんちゅうこと教えてるんやろう。
フランスは道ばたで女性に声をかけるっていうのは普通の行為なので、もちろんフランス語を学ぶ人にも知っててもらいたかったのかなぁ。
- draguer ナンパをする
- dragueur ナンパをする人
familier な言葉だからなのか、わたしの持っている辞書には載っていなかったし、Google翻訳にも載ってなかったんです。仏仏にはもちのろんあります。
なので、知り合いの年上のマダムに意味を聞いたら、あんまりいい言葉じゃないわ…といいながら教えてくれました。
わたしにはすごく印象に残ったこの言葉、覚えてはいたけれど使う機会なんでないんですが、
フランスで生活してたらよ〜〜〜く聞く言葉です。
たとえば、
美容室で髪の毛を切り終わった男の子に、
draguez bien !
女の子に声かけてね!
日本では高校生には勉強がんばってねっていいそうなので、それと同じ感覚なんでしょうか?
軽いあいさつみたいな感じに見えますけど、言われた男の子はちょっと恥ずかしそうにしてますけど。
彼のお母さんも使ってました。ビーチで。
フランス人がよく使う言葉みたいです。
恐るべし、単語本。
なにがすごいって、ナンパって言葉を外国人に教えようとするフランス人。
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Bonsoir!
ナンパがテキストの最初の方に出てくるなんておもしろーい!日本語テキストにはまず載らない言葉ですよね〜。
今度彼が髪切ってきたって言ったらdraguez bien って言われたの?って聞いてみようかな (笑)
Cocoさん、聞いてみてください!(笑)
フランスらしい言葉っていえばそうなんですけどねぇ、スキャンダラスな。