夏の間、ラマローの町では毎週木曜日の夜に町全体が音楽に包まれるイベントがあります。
小さなメイン通りで車を封鎖して、歩行者天国になります。
まだ明るい19時くらいから徐々に始まります。
通りにあるレストランではミュージシャンを呼んで、道路で演奏会。レストランのテーブルは道路に並べられます。
町の中心のカジノ前の広場でもミュージシャンが来て歌を歌ってくれます。
ほんもののカジノがあるんです。マシンのみだけど。マカオみたいにギラギラは全くしてないけど、のんびりした温泉保養地にあるエンターテイメント。あんまり人はいないけどね。
こんなにたくさんの人たちが集まっています。カジノのカフェにも観客席にもその後ろにもたくさんの人たち。
音楽がかかったら観客が前に出てきて踊り出します。
で、音楽が終わったら、なにもなかったかのように席に戻ります。そして、音楽がかかったら踊り出します。なんだか普通な感じで踊り出すところがすごい!
サルサでもタンゴでも社交ダンスでも音楽がかかればなんでも踊れるみたい。みんな陽気です。きっとミュージシャンが主役ではなく、観客が主役みたい。
ステージ前でなく、カフェのテラスや後ろのほうでもみんな踊ってる!なんか幸せな気持ちになるゆったりとしたダンスです。
サルサとかタンゴはどこで習うんでしょうね。学校かなぁ?なんだか自然なので、小さい頃から踊っている感じです。日本でもダンスが小学校で必須になったので、将来はこんな感じで音楽が流れたら踊り始めるのかも。でも、ダンスがエグザイル風にキレッキレのダンスだったらおばあちゃんになったら踊れないかもなぁ。
日が落ちて真っ暗になってもダンスは続きます。レストランのミュージシャンのところをめぐります。町のメイン通りの端から端までレストランが6店舗くらいあるけど、そのすべてがミュージシャンを呼んでいるので、いろんな音楽が楽しめます。
たぶん、プロの人っていうより趣味の延長線上で音楽している人なのかも。ミュージシャンも変に力が入らず、お客んも気合いも入らず、ゆるりとしています。
この女性の歌声がとてもきれいだった。なので、お客さんも当然多い。そして、踊る。
子どもも音楽がかかったら踊る。
どのレストランも満席です。昼間はこんなに人がいるとは分かんないくらいに人が少なそうに感じるんだけど。
町中がダンスパーティは23時くらいまで続いていくんだそう。ミュージシャンは4時間も歌いっぱなし、演奏しっぱなしなので大変。
南のゆるい雰囲気の小さな町のイベント。たのしすぎるでしょう。
Jeudi Musica’Lamalou
de 19h à 23h en ville
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