まずは、観光案内所。フランスにはどんな小さな町でも必ずある。パリではあんまり利用しないけど、日本のガイドブックに載っていない町ではかなり活躍してくれる。さすが観光大国!
この教会 St-Pierre Pt-Paul は、今あるのは1933年に建てられた新しいもの。
1893年に建てられた最初の教会は木でできていたけど、1930年の火事で焼失してしまったそうです。その跡地にこの教会を新しく建てたそうです。ネオ・ゴシック様式で、塔は45メートルの高さがあるそうです。この町でいちばんの高さ。
内部は、トゥーロンのガラス職人によって作られた22枚のステンドグラスで飾られています。
カジノの隣に立派な市役所。建物には、フランスのスローガンが書かれています。
Liberté; Égarité; Fraternité 自由、平等、友愛
フランス国旗の色は青・白・赤の三色です。通称、トリコロール Tricolore:三色の意 と呼ばれていて、この三色はフランス革命時にスローガンとして掲げられた「自由・平等・博愛」を象徴する色です。
赤と青は1789年7月15日、国民軍司令官ラファイエットのフランス革命軍が帽子に付けた帽章の色に由来しています。国旗の色はそれぞれ青=矢車草(矢車菊)、白=マーガレット、赤=ヒナゲシの花で表現さるそうです。
現在のフランスのスローガンもそのときのままです。200年以上前のフランス革命はフランス人に取って自由を勝ち取った記念すべき日なんでしょうね。
ちなみに、日本はこのスローガン的なものがありません。
フランスにはたくさんの自治体(30,000以上)があって、その自治体によって市役所の建物に個性があっておもしろいですよ。やっぱり町のいちばん立派な建物を市役所にしているみたいです。
こちらは昔の市役所。ちょっと離れたのどかな場所にあります。
この町の名前、Lamalou-les-bain のles bain は「入浴」という意味です。水やお湯が湧く町はこの名前にしていることがあります。
ミネラルウォーターで有名なエヴィアンも Évian-les-Bains もそうだし、Vichy ヴィッシーはles bainはついてないけど温泉保養地だったりします。
ラマローの温泉施設も有名で、大きな温泉保養施設があります。
主に治療をする温泉施設で、茶色で少し熱めの温泉の中で体を動かしたりして治療するんだそうです。3週間のプログラムがしっかり組まれているので、ほとんどの人がレジデンスを借りて滞在しています。南フランスなのでふつうにバカンスで滞在している人も多くて、町中のあちこちにレジデンスがあるんです。夏の間いる人たちはほとんどが観光客か治療で来た人たちばかりです。
南フランスっていう気候のせいか、治療に来ている人たちも明るくて陽気な雰囲気です。治療っていっても温泉だし、1日2時間くらいだそうで、ほぼバカンスみたい(笑
だから小さな町だけど、薬局は2店舗もある。フランスの薬局はたいてい同じデザイン。
この日、午前中で30℃!そのあと34℃まで上がりました。やっぱり南に来ると日差しの強さがハンパなく強い。リヨンの太陽の比じゃないくらい。
案内板に jardin japonais 日本庭園 って書いてあったので、行ってみると…。
漢字で「太陽の家」って。なんで?その家の前には日本庭園。
どのあたりが日本なんだろうか?ギモンな庭。
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