Canistrelli カニストレニってどんなお菓子?
コルシカ島で見られる四角い形のビスケットのこと。チョコレートやナッツ類が入ったものなどさまざまなバリエーションがあります。
小麦粉に砂糖や油脂に白ワインを混ぜた生地をつくり、四角形に切ってオーブンで焼いてつくります。白ワインを加えて、四角形をしているところが特徴です。
昔は栗粉をつかっていましたが、現在では小麦粉をつかうことがおおいようです。
食感は素朴な食感のクッキーのようです。
ほかにもアーモンドやピスタチオ、ヘーゼルナッツ、ピーナッツなどのナッツ類、レモン皮やオレンジエッセンス、チョコレートチップなどを加えたバリエーションがあります。
コルシカ島だけでなく、南フランスではカニストレニが売っているマルシェに出会うことができます。

南フランスのカニストレニを売るマルシェ
中世時代には洗足式のときに食べられていた宗教的なお菓子でした。
洗足式とは復活祭前の木曜日の聖週間に行われるお祭りです。キリストが最後の晩餐のあとに十二使徒の足を洗い、お互いに足を洗ったことに由来します。
そのお祭りの際に食べられるお菓子でした。
コルシカ島では小麦は採れないため、豊富に採れる栗を小麦のかわりに食べていました。当時のカニストレニも栗粉をつかってつくっていました。
現在では、宗教的な意味合いもなくなり、コルシカ島の地方菓子として年中食べられます。
Canistrelli カニストレニの情報
名前 | カニストレニ | ||
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フランス語 | |||
読みかた | カニストレニ | ||
分類 | パティスリー Pâtisserie | ||
生地 | サブレ生地 Pâte sablée | ||
材料 |
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購入先 |
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名産地 | コルシカ島 |