お菓子の由来

ラングドシャの歴史と由来|Langue de chat

ラングドシャの歴史と由来|Langue de chat

ラングドシャの歴史と由来

ラングドシャの正確な起源を探るのは難しいのですが、20世紀はじめ『le Traité moderne de pêtisserie』という本の中にラングドシャについて書かれています。

名前は『猫の舌langue de chat』もしくは『猫の舌の形をした薬莢型』とつけられていました。レシピは砂糖、小麦粉、軽く泡立てた生クリームと泡立てた卵白から作り、生地を絞り袋に入れ、中火で焼くと書かれています。

その後、1927年、La Cuisine moderne illustréeの本の中で、レシピは進化していきました。同じ割合の砂糖と小麦粉、クレーム・ドゥーブルla crème doubleという濃いめのクリームと泡立てた卵白を混ぜ合わせていました。

さらに1950年、L’Art culinaire françaisの本の中で、砂糖とクリームと同じ割合のバターを加え味わい深くし、小麦粉と卵白を混ぜて作ったと書かれています。

著者であるHenri-Paul Pellapratはラングドシャの絞り袋には11番の口金を使うとしています。

ラングドシャってどんなお菓子? フランス菓子の情報 GO!

関連記事

  1. ガトー・ド・サヴォア Gâteau de savoie ガトー・ド・サヴォアの歴史と由来|Gâteau de savoi…
  2. ババ・オ・ラムの歴史と由来| Baba au Rhum ババ・オ・ラムの歴史と由来| Baba au Rhum
  3. 赤いプラリネのブリオッシュの歴史と由来 赤いプラリネのブリオッシュの歴史と由来
  4. ミルフィーユの歴史と由来|Millefeuille ミルフィーユの歴史と由来|Millefeuille
  5. シャルロットの歴史と由来|Charlotte シャルロットの歴史と由来|Charlotte
  6. ケイクの歴史と由来|Cake ケイクの歴史と由来|Cake
  7. パンデピスの歴史と由来|Pain d'épices パンデピスの歴史と由来|Pain d’épices
  8. パピヨットPapillotte パピヨットの歴史と由来| Papillote

フランス菓子

  1. フィナンシエの歴史と由来|Financier フィナンシエの歴史と由来|Financier
  2. クロワッサン Croissant クロワッサン Croissant
  3. コック Coque|らくだこぶパン コックCoque
  4. パリ=ブレストの歴史と由来|Paris-Brest パリ=ブレストの歴史と由来|Paris-Brest
  5. Fôret noire フォレ・ノワール – 暗い森のチョコレートケーキ フォレ・ノワール Fôret noire
  6. Parfait パルフェ – 完璧なアイスクリームのパフェ Parfait パルフェ - アイスクリームの完璧なパフェ
  7. 赤いプラリネのタルト|Tarte aux pralines rouges タルト・プラリン・ルージュ 赤いプラリネのタルト Tarte aux pralines rouges
  8. タルト・トロペジェンヌの歴史と由来|Tarte Tropézienne タルト・トロペジェンヌ Tarte Tropézienne
  9. Manala マナラ – 聖人ニコラを祝う人形型のブリオッシュ
  10. Pogne de Romans ポーニュ・ド・ロマン – 「ロマン人の手」という巨大な菓子パン ポーニュ・ド・ロマン Pogne de Romans

レシピのフランス語講座

レシピのフランス語講座 「レシピのフランス語講座」を開講します!

以前より「フランス語のレシピを読みたい」「本場のレシピでお菓子を作ってみたい」という声をいただいてい…

レシピのフランス語講座

レシピのフランス語講座
PAGE TOP