パピヨットってどんなお菓子?
フランスではクリスマスが近づいてくると、スーパーやパティスリーにパピヨット Papillote というチョコレートが並びはじめます。
パピヨットとはキラキラした紙にくるまれていて、両端は切り込まれていてひらひらとした形をして、中身は一口サイズのチョコレート菓子とメッセージの書かれた紙が入っています。
中のチョコレートはトリュフやガナッシュの入ったチョコレートボンボン、Pâte de fruits(パット・ドゥ・フリュイ)という果物の固めのゼリーなどがあります。
主に、11月末に店頭に並びはじめ、クリスマス前の時期に食べます。クリスマスが来るよ〜っていう風物お菓子です。
中のチョコレートを巻いている紙にはメッセージが書かれているのが特徴です。そのメッセージには、なぞなぞ、冗談、ポエム、ことわざなどが書かれています。
例えば、
- La vie, ce n’est pas d’attendre que l’orage passe, c’est d’apprendre à danser sous la pluie. / Sénèque
人生とは、雷雨が過ぎるのを待つのではなく、雨の中ダンスを習うようなものである。 - Un peu de jalousie éveille un amour heureux qui s’endort.
少しの嫉妬は眠っていた愛を呼び覚ます。
さらには、小さな博打が入っているものもあります。博打は子供が大好きで、博打を鳴らしてクリスマス気分を盛り上げるんだそうです。
パピヨットの歴史と由来
リヨンにコンフィズリー店で見習いをしている若い男の子がいました。その男の子は近くで働いている女の子に好意をもち、彼女の気を引くために、メッセージ入りのコンフィズリーをつくろうと考えました。
そして、不幸な結末と幸せな結末の2つあると言われています。
パピヨットの情報
名前 | パピヨット | ||
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フランス語 | Papillote | ||
読みかた | パピヨット | ||
材料 |
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購入先 |
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名産地 | リヨン Lyon |