Succès シュクセってどんなお菓子？

2枚のビスキュイ生地にプラリネ入りのバタークリームをはさんだケーキ。1900年代にパリのルノートルのシェフパティシエであるガストン・ルノートル氏が考案しました。

Succès（シュクセ）とはフランス語で「成功」という意味があります。

アーモンドパウダーを加えたメレンゲ生地を丸くエスカルゴ状に2枚絞ります。そのうち1枚の表面にはアーモンドスライスを散らします。オーブンで焼きます。ダコワーズ生地とおなじプロセスで作ります。

プラリネ入りのバタークリーム Crème au beurre au praliné を中にはさみます。卵と砂糖、シロップにバター、プラリネペーストを加えてつくります。

生地の上にプラリネ入りバタークリームを絞り、もう1枚の生地をのせて、表面に粉糖を振りかけます。シュクセにりぼんを結んでくれるところもあります。

ルノートル Lenôtre とは1957年にガストン・ルノートル氏が開店したパリのパティスリーです。

プログレ Progrès という形も生地もクリームも似たようなケーキがあります。違いは中に詰めるクリームで、コーヒーを足すとプログレになります。

Succès シュクセの情報