コラム

フランスのパティスリーのお菓子の包装4パターン|かわいい?雑?

フランスのパティスリーのお菓子の包みかた
本ページはプロモーションが含まれています。

今回は、フランスのパティスリーの包装の包み紙・箱を紹介します。

正直、びっくりするくらい雑です。

日本はほんとうに丁寧に丁寧に包装してくれるんだなぁって実感します。パティスリーから家まで持ち帰るまでの間に、お菓子が移動してぐちゃぐちゃになることもよくあります。

箱に入れる

まずは、クリームやムース系のケーキの包装です。

仕切りありの箱

ヴェリーヌのようなカップデザートは写真のような専用の箱に入れてくれます。カップの形に穴があいた仕切りのある箱で持ち帰りの間にもカップがずれないようになっています。

こんな気を使ってくれている包装はフランスではまれです。下記のはピエール・エルメのものなんですが、ピエール・エルメだからこそしてくれているんだと思います。観光客多いし、ケーキ1個8ユーロ以上するので。

日本のお菓子屋さんの場合は、ひとつひとつのケーキに動かないように仕切りをしてくれるところが多いと思います。

フランスのパティスリーのお菓子の包みかた

仕切りのある箱

お菓子をめぐる旅をしてると、ほんとにこんな仕切りのある箱での包装はありがたいんですけどね。

関連記事:1日でパリのお菓子屋さんをめぐる弾丸旅

仕切りなしの箱

だいたいのパティスリーでは仕切りのない箱にケーキを入れてくれます。

フランスのパティスリーのお菓子の包みかた

パティスリーの箱

中に入っているケーキは持ち帰りの時間に当然動いてしまって、となりのケーキのクリームとかがくっつきます。

フランスのパティスリーのお菓子の包みかた

仕切りなしの箱

有名パティスリーでも仕切りなしが多いです。こちらはベルナションの箱です。左のチョコレートケーキは結構繊細なものなんですけどね。

関連記事:ベルナション|リヨンで絶対に行くべきチョコレート専門店

フランスのパティスリーのお菓子の包みかた

仕切りなしの箱

フランスでケーキを買ったら、大事に大事に持ち帰らないといけないですね。

フタのない箱と紙で包む

ふつうのパティスリーやブーランジュリーでは、たいていフタのない箱に入れて、紙でくるっと巻いて、テープでとめるだけの包装です。

クリームやムースを使った繊細なケーキでもこんな包みかたが一般的です。なので、上のクリームがはがれたり、ケーキが動いてしまうことがよくあります。

フランスのパティスリーのお菓子の包みかた

ミルフィーユの包みかた

関連記事:フランス人によるミルフィーユの美しい食べ方かた

こんな感じで紙で巻いて、下でテープでとめる包装が主流です。

フランスのパティスリーのお菓子の包みかた

ビューニュの包み紙

上記の写真はビューニュって揚げ菓子を入れているんですが、油がしみるかもしれないけど紙で包んでくれます。

ビューニュとは?:マルディ・グラに食べるフランス・リヨンの地方菓子ビューニュ Bugne

チョコレートムースのケーキもフタのない箱に入れて、紙に巻いてくれるだけの包装だったりします。バッグの中に入れてしまうとぐちゃぐちゃになりそうなので、手持ちで丁寧に持ち歩く必要があります。

フランスのパティスリーのお菓子の包みかた

チョコレートムースのケーキの包み紙

エクレアもこんな感じに。箱と紙だけで包んでりぼんで持ち手を作ってくれました。これかわいい♥

フランスのパティスリーのお菓子の包みかた

エクレアの包み紙

フランスのエクレアは「フランスの町のお菓子屋さんのエクレアを並べてみたよ*Éclair」も合わせてみてね。

包み紙だけで包む

直径30cmくらいのタルトでも紙だけで包んでくれます。タルトの下に台紙を敷いてくれます。

フランスのパティスリーのお菓子の包みかた

砂糖のタルトの包み紙

砂糖のタルトの大きさは「シンプルなのが一番おいしい素朴な砂糖のタルト|フランス地方菓子」をご覧ください。

クリームなどが使われていない焼き菓子は、薄い紙袋に入れてくれるだけ。たぶんすぐに食べることを前提にしているんだと思う。

フランスのパティスリーのお菓子の包みかた

ブラウニーの包み紙

ちなみに、お菓子だけじゃなくって、パンもチーズも紙だけで包んでくれます。

フランスのパティスリーのお菓子の包みかた

左から、クグロフ、パン、チーズの包み紙

こんな感じで、日本のと比べるとかなり雑な包装ですが、持ち帰ってケーキがぐちゃってなっていようがあんまりフランス人って気にしていないような気がします。おなかに入れたら一緒じゃんって思っているような。

紙で巻いて、りぼんをつけてくれるとかなりかわいいなぁって思ってて、わたしは好きです。

おすすめ関連記事



kico

投稿者の記事一覧

こんにちは!
ただいまフランス・リヨンで生活しています。
フランスのガイドブックに載っていない町を旅したり、その土地特有のお菓子を見つけたり、焼き菓子のおいしくできるレシピを研究したりした情報を発信していきたいと思います。

関連記事

  1. パン屋ポールPAUL|フランスより日本のが美しい…? フランスのパン屋ポール PAUL|日本のと違いは…?
  2. フランスの2017年マルディ・グラはいつ?|クレープを食べる日
  3. 1日でフランスナンシーのお菓子をめぐる弾丸旅 フランス・ナンシーのお菓子をめぐる旅
  4. フランスのバゲット食べ比べ バゲット食べ比べとおいしいバゲットの見分けかた
  5. フランスのパティシエ国家資格とは フランスのパティシエ国家資格とは?日本人も受験可能!
  6. 知っておきたい!カトルカールとパウンドケーキの違い キャトルカールとパウンドケーキの違いとレシピ
  7. ストラスブールのクグロフ フランス・アルザス地方のお菓子をめぐる3泊4日の旅
  8. フランスのミルフィーユの食べ方 millefeuille フランス人によるミルフィーユの美しい食べ方かた

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. 料理でつかう道具のフランス語単語のまとめ!
  2. 色に関するフランス語単語
  3. リヨンのポールボキューズ本店に再来店してきたら最高すぎた
  4. フランスの食べ物に関する職人と店の名前をまとめたよ
  5. レシピのフランス語講座
  6. お菓子に関するフランス語の本
  7. お菓子のフランス語
  8. 【半年以上受けて分かった】フランス語マンツーマンの効果とレッスンの選び方
  9. パリ=ブレストの作りかた - フランス菓子 Paris-Brest

プロフィール

こんにちは!kico キコです。
ただいまフランス・リヨンで生活しています。
フランスのガイドブックに載っていない町を旅したり、その土地特有のお菓子を見つけたり、焼き菓子のおいしくできるレシピを研究したりした情報を発信していきたいと思います。
プロフィールの続きを読む…

フランス語単語

  1. 料理でつかう道具のフランス語単語のまとめ!
  2. 色に関するフランス語単語
  3. フランスの食べ物に関する職人と店の名前をまとめたよ

見てほしい♥

フランス生活 ミニスカートの年齢制限

お菓子

  1. トロペジェンヌ
  2. フランス LU ビスケット
  3. きょうのおやつ・フランボワーズのクラフティ

たび

ストラスブールのクグロフ フランス・アルザス地方のお菓子をめぐる3泊4日の旅

リヨン

  1. フランス・リヨンの公園で丸1日楽しむ3つのこと|テットドール公園
  2. リヨン・ジャコバン広場近くのおしゃれ系パン屋さん|Le pain des Jacobins
  3. 小さな路地にある隠れ家レストランでリヨン郷土料理|La Chimère

レシピ

  1. フランス人にも好評だった和風ソースのポークソテーのレシピ
  2. アンディーブとハムのグラタンのレシピ|フランスで作る夜ごはん
  3. フランスでの寿司の作り方|海外で喜ばれる具材ってなに?

おすすめ記事

  1. フランス語の文章が口から出てくるようになったおすすめテキスト
  2. リヨンの中心にあるMOFのいるパン屋さん|Boulangerie Pozzoli
  3. ベーキングパウダー不使用!ふわふわになるキャトルカールの作りかた

手続き

  1. 南仏でねこ歩き@人口60人の村
  2. 滞在許可書の手続きがおわったよ〜 @リヨン・OFII 移民局
  3. フランスビジタービザ申請書類
フランスで和食を作る!フランス人にも大好評な白菜みそ炒めの作りかた
  1. フランスでの寿司の作り方|海外で喜ばれる具材ってなに?
  2. フランスの食べ物に関する職人と店の名前をまとめたよ
  3. 昔のパン・オ・ショコラって知ってる?フランスの素朴なチョコパン
  4. フランスのマンションを内装リフォームすると高く売れる?
  5. リヨンの伝統菓子クッション
  6. キッシュがべちゃっとならない簡単な焼きかた
PAGE TOP