今回は、わたしが以前スタージュ(研修)したパティスリーを紹介します。リヨンではすごく有名なパティスリーで、わたしが食べたパティスリーの中でもトップクラスにおいしいパティスリーのあるお店です。
偶然にこのパティスリーで研修することになった話:運命の出会い*フランスお菓子研修日記
セーヴ SÈVEとはどんなパティスリー?
リヨンの北にあるシャンパーニュ・モン・ドール Champagne au Mont d’Or に本店とアトリエを構えていて、リヨン市内に7店舗展開しているパティスリーです。リヨンに住んでいる人はよく知っているほど有名なパティスリーです。
ポールボキューズの市場にも店舗があり、入口のいちばんいい場所に位置していて存在感があります。週末には行列ができるほどたくさんのお客さんがお菓子を買い求めています。
パティシエ
シェフ・パティシエはリシャール・セーヴ氏(Richard Sève)、アントルメのデザインやグラスデザートの考案、デザートの仕上げなどのアイデアは彼の奥さんのガエル・セーヴ氏(Gaëlle Sève)が担当してて、夫婦二人三脚でパティスリーを運営しているんだそうです。
そして、SÈVE セーヴはルレ・デセール会員でもあります。
ルレ・デセール Relais Desserts 会員とは?
ルレ・デセール(Relais Desserts)とは、フランスで創設されたパティシエおよびショコラティエが組織する協会のこと。
ルレ・デセールの会員になるためには、協会が設定している基準をクリアしないとルレ・デセールのメンバーにはなれない。
会員になるためには次の二点をクリアする必要がある。
- 現役会員二名以上から推薦を受ける
- 菓子製造に関する実習試験に合格する
[https://ja.wikipedia.org/wiki/ルレ・デセール]
ピエール・エルメ氏や青木定治氏など超有名なパティシエがメンバーに名を連ねています。このルレ・デセール会員に入っているパティスリーだからすごくおいしいということはないですが、高い技術を持ったパティシエでレベルの高いパティスリーが提供されるということが言えます。
パティスリー
わたしが研修していたころは、アントルメやマカロンの表面にギラギラする粉をスプレーして玉虫色に輝いているパティスリーがメインだったのですが、今はギラギラするスプレーは振っていないようでちょっとおとなしい感じになっています。
店舗紹介
Champagne au Mont d’Or
シャンパーニュ・モン・ドールにある本店。モン・ドールは3つ星レストランのポールボキューズがある町で、ちょっと高級な町です。ショップとキッチンがあり、キッチンは300㎡のものが2つとかなり広大です。
住所:62, avenue Lanessan 69410 Champagne au Mont d’Or
Les Halles de Lyon Paul Bocuse
ポールボキューズの市場内にある店舗。観光客はここが一番行きやすいかも。
住所:102, cours Lafayette 69003 Lyon
Saint Antoine (Lyon Centre – Presqu’île)
リヨンの中心、ソーヌ河沿いにある店舗。わたしはここでシェフの奥さんに声をかけられて研修させてもらえることになったんです。
住所:29, quai Saint Antoine 69002 Lyon
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