日常生活でつかう単語が入った単語の覚えかたです。名詞や形容詞といった単語を覚えるための勉強のしかたです。
日常生活で使う単語は単純に単語と意味を覚えるだけで大丈夫です。
ちなみに、動詞や難しめの単語は例文をつかった覚えかたのほうが効率的です。
例文をつかった単語の覚えかたはこちら。
つかった単語本
8つのジャンル別に単語がまとめられています。ジャンルは以下の通りです。
- フランス語の基礎知識(発音・文法)
- コミュニケーション(挨拶・性格・感情・行為)
- 身近な言葉(数字・冠婚葬祭・単位・国)
- 日常生活(化粧・衣食住・学校・労働・パソコン)
- 行動・趣味・文化(乗り物・行動・旅行・恋愛)
- 自然と環境(気象・植物・動物)
- 病気・トラブル(病気・健康・トラブル)
- 政治・経済・時事用語(選挙・法律・企業・職場・マスコミ)
大きなジャンルの中に、見開き2ページに項目ごとの単語が並んでいて、左から日本語・フランス語・名詞の性・発音(カタカナ)の順に並んでいます。ひとつの項目に約40語の単語があります。
会話でよく使う単語や家の中にあるもの、新聞に出てくる単語やいざという時に使う単語など幅広く収録されています。検定用の単語集には載っていないような日常に密着した単語です。
日常会話で聞こえてきたり、自分が言いたい単語だったり、新聞や広告で目にしたり、フランスの日常生活で使われる単語ばかりです。
大きなジャンルの中に、見開き2ページに項目ごとの単語が並んでいて、左から日本語・フランス語・名詞の性・発音(カタカナ)の順に並んでいます。
ほとんどが名詞と形容詞なので、日本語とフランス語の意味だけスムーズに覚えていくことができます。
単語の覚えかた
わたしのこの本を使った単語の覚えかたを紹介します。
見開き2ページに約40単語が入っているので、10ページずつ約400単語に区切ります。これを1グループとします。この単語帳だと約30グループできます。
- 1グループの単語を読み込みます
- 覚えていない単語をチェックします
- 覚えていない単語だけ読み込みます
- 次のグループに移ります
- 本の最後のまでおこないます
- 覚えていない単語を読み込んでいきます
詳しく説明します。
1グループの単語を読み込みます
1グループ(10ページ分)の単語を読み込んでいきます。フランス語は発音して、日本語の意味を覚えていきます。
音声が付いていないので発音が分からない場合は、発音記号を確認します。発音のしくみを理解した後にやったほうがいいです。
基本的には名詞と形容詞がほとんどなので、例文がなくても単語の意味だけを単純に覚えればいいです。動詞も少しありますが、例文が必要なほど難しい単語ではありません。
この時はフランス語と日本語どちらも見ながら覚えていきます。これを3〜5回繰り返します。
覚えていない単語をチェックします
次に、覚えていない単語を確認します。
日本語→フランス語、フランス語→日本語で確認し、覚えていない日本語、フランス語ともラインを引きます。
超基本的な単語が多いですので、知っている単語も多いので単語を覚える作業もさほど重くないです。
覚えていない単語だけ読み込みます
覚えていない単語だけ覚えていきます。
日本語をかくしてフランス語が言えるかどうか、フランス語をかくして日本語の意味が言えるかどうかを行います。
これも3〜5回繰り返します。
次のグループに移ります
次のグループに移り、上記の①〜③を行います。
本の最後のまでおこないます
終わったら次のグループに進んでいきます。これを本の最後まで繰り返して行います。
覚えていない単語を読み込んでいきます
最後のページまで行ったら最初に戻り、覚えていない単語をチェックします。再度覚えていない単語だけを覚えていきます。3〜5回おこないます。
この時点で覚えていない単語はかなり少なくなっていると思いますので、さほど負担は重くないです。
これで完全に覚えています。
この本は手のひらサイズで持ち運びやすいので、バスでの移動中に覚えていっていました。
単語を覚えるコツ
とはいえ、約6000語の単語を覚えるのはとても大変です。
わたしはあまりストイックにならず、軽い気持ちで単語を覚えていってました。わたしの覚える時のコツは、
- フランス語を発音する
- 日本語でも使わない単語は飛ばす
日常単語はもちろん会話で使うことがあるので、フランス語を発音しながら覚えていったほうがいいです。
新聞や本やテレビの中で出てくることもありますが、ほとんどが会話する時に出てきますので自分で発音して使えないと意味がありません。
また、単語帳には日常で使うことを想定した単語が入っていますが、人によってはあまり使わない単語もあります。日本語でも使ったことがない単語がでてきます。
そういう単語は飛ばして覚えなくてもいいかなぁって思います。単語の幅を広げることにはなりますが、そもそも日本語の会話でも使わない単語はフランス語になったとて使いません。
例えば、
- 万力 un étau
- ナット un écrou
わたしは女性なのとブリコラージュには興味がないので、こういう単語は日本語でもほとんど使いません。万力がどんなものでどんな時に使うのかもさっぱり…。
そんなわたしがフランス語でいきなり「万力」を使い始める訳がありません。日本語でも使わない単語はフランス語でも使いません。
というような今の自分にとって必要ないなぁと感じた単語は飛ばしていきましょう。
すべての単語を余すことなく覚えようと、頻度の低い単語に時間をかけるよりかは頻度の高い単語を覚えていったほうが効率がいいです。
覚えないといけないっていう必要性が出てきた時に覚えれば大丈夫。
という軽い気持ちで進めていきましょう。