会話力をつける!オンラインフランス語レッスンの活用法

会話力をつける!フランス語会話レッスンの活用法

どうしてもフランス語での会話が上達してないなぁって感じてたので、オンライン会話レッスンを受けてきました。

今、フランス語の勉強は独学で勉強しています。ニュースを聞いたり読んだり、単語や表現を覚えたりっていうことは独学でもできます。むしろ、自分ひとりでしかでないとできない勉強だと思います。

でも、会話はだけはひとりでは勉強できないんですよね。会話につかう単語や表現を覚えて、口に出すことまではできても、誰かと会話をするのはひとりではできません。

ですので、会話することは聞いたり読んだりするよりも劣っているなぁって感じていました。家族とはもちろんフランス語で会話しているのですが、会話の内容は決まってくるし、会話力が伸び悩んでいるところです。

ということで、オンラインでのフランス語会話レッスンを受けてきました。今回は、その感想と会話レッスンの効率的な活用法を紹介します。

会話レッスンの流れ

わたしが受けたフランス語会話レッスンの内容を紹介します。Le Français Chic(ル・フランセ・シック)という学校です。

事前アンケート

まず、受講するにあたり、メールにてカウンセリングがあります。

質問される内容は以下の4点です。

  • 現在のフランス語レベル
  • 克服したいこと
  • 普段の生活でのフランス語をつかう場面
  • フランス語学習の目標

わたしは「会話の練習」をしたいということが目的です。日常会話というよりかは、物事を説明する会話力をつけたいと思っていました。

学校側はわたしの現状と希望を把握して、わたし自身もレッスンを通してどう改善していきたいのかを自覚します。

カウンセリングがある学校は今までなかったので新鮮で、苦手な点を克服するレッスンになりそうな期待感があります。

1回目レッスン

1回目のレッスン内容は「バカンスの過ごし方」について。先生がテキストを用意してくれて、語彙を確認したら、質問を通して会話をします。

レッスン中はほぼわたしが話しています。言い回しや表現が間違ったり、困ったりしたら、先生が書いて教えてくれます。

言いたいことを正しいフランス語で教えてくれるのがすごくよかったと思っています。

普段わたしのフランス語が間違っていても、家族や友達ってあんまり指摘しないんですよね。いちいち指摘してたらめんどくさいので、間違っていても見逃してくれます。そして、わたしも間違っているとは思わない。間違ったまま理解していくというような悪循環が生まれてます。

なので、日常生活でフランス語で会話をしていても上達しないのはこれが原因のひとつだと思う。

周りの人のせいにして申し訳ないけど、やっぱり会話はスムーズに流れるのが普通なので、遮って間違いを指摘するのはしないですもんね。

でも、レッスンの先生はすぐに指摘してくれます。発音やリエゾン、言い回しや単語の使い方などが間違っていたら教えてくれます。

ここが会話レッスンを受けるメリットです。

1回目は生徒がどのくらい話せるのかというレベルを確認するようなレッスンでした。カウンセリングは行うものの、実際どのくらい話せて、どこが苦手なのかを先生が確認してくれます。

最初は体験レッスンが受けれます。この体験レッスンで自分のレベルを確かめてもらうのがおすすめです。

2回目以降レッスン

2回目以降は、わたしの勉強したい内容だったり、先生が用意した内容を用いてレッスンをおこないました。

  • 新聞記事(高速道路に捨てているゴミ問題)
  • 動画(フランスのハローワークの登録のしかた)
  • 図・地図(フランス地方の方言)

などを用いてディスカッションをしました。

まず、フランス語の文章や動画を見て、内容を理解します。その後に先生が質問をし、それにわたしが答えていきます。言い回しや単語の使い方などが間違っていたら、指摘をしてくれます。これは1回目と同様。

テーマに従って、質問やディスカッションをして会話を進めていきます。

単語は覚えたつもりでも発音が違っていたり、名詞なのに形容詞をつかったり、男性名詞と女性名詞を間違ってたりすることが多いのですが、こういう細かい点もしっかりと指摘してくれます。

こういう細かい点は周りの人たちはあまり指摘しません。

あと、マンツーマンの会話レッスンなので、自分が興味がある内容について会話ができるということがいいところです。興味のあることだと、勉強するのも積極的になれます。

興味があることはすぐに話したいので、レッスン後に家族や友達に同じ内容について話すと復習にもなります。

とにかく、マンツーマンのフランス語レッスンは「会話」を練習するのには効果的だと思う。

会話レッスンの活用法

ただ、会話レッスンと言っても使い方を適当にしていたら、効果的に力はつかないです。通学して大人数で受ける授業と変わりません。

このレッスンを8回受けてみて分かった効果的なレッスンの使い方を紹介します。

  1. 自分でテーマを準備する
  2. 前のレッスンで告知する
  3. レッスン当日は会話のみに集中する
  4. 単語や表現を復習する

詳しく説明します。

自分でテーマを準備する

自分が興味があることや知りたいことの教材を準備します。

新聞記事、ニュース番組、ラジオ、ブログ、サイト、YouTube、小説、ポエム、歌詞、レシピ、取扱説明書…などなんでもいいので、自分の好きな文章や動画をピックアップします。

レッスン時間は25分〜50分なので、短い文章を選ぶと時間内にすっきりとおわります。

準備する教材のフランス語レベルは、自分が辞書なしである程度意味がつかめるものがおすすめ。出てくる単語や表現が難しいと感じるテーマについて会話やディスカッションしても話が進みにくいです。なので、読んだり見たりして簡単に分かるものがいいです。

前のレッスンで告知する

ひとつ前のレッスン中に、次のレッスンで行うテーマを先生に伝えます。「次のレッスンではこれがやりたい!」ってことを先に言っておきます。

そして、レッスンまでに、わからない単語や表現などは調べて予習をしておきます。

レッスン当日は会話のみに集中する

レッスン中はテーマの記事を読んだり見たりせずに、すぐに会話をしはじめます。

レッスン時間いっぱい会話をすることで、できなかった表現や文法、知らなかった単語をより多く認識できます。

テーマについて文章を読んだり、知らない単語を質問したりしていると時間があっという間に過ぎていってしまいます。しかも、先生が説明しているのは授業を受けているのと変わりません。

単語や表現を復習する

レッスンが終わったら、次のテーマを告げます。そして、レッスンに分からなかった表現や単語を復習します。あわせて、周りの人たちと同じテーマで話してみます。

こんな感じで進めていくとレッスンが効率的になります。

じつは、わたしも最初からはこんな感じではレッスンを受けていなかったんです。

レッスン前にテーマと教材が送られてきて、それを声に出して読んで、分からない単語や文法を質問していました。先生は発音の間違いや質問に答えてくれていました。それが終わってからようやくディスカッションが始まるのですが、時間は残り10分ほど。

ディスカッションをしているというよりかは、授業を受けている感じでした。

正直、マンツーマンのレッスンで教えられるだけの授業ではもったいないです。普通の学校と同じです。

なので、マンツーマンのレッスンでは、自分から積極的に提案することが大切だと思います。

わたしの受けた会話レッスンの紹介

わたしの受けたオンラインのレッスンは Le Français Chic(ル・フランセ・シック)という翻訳や通訳業などの運営も行っている会社です。

オンライン(スカイプ)でフランス語の先生とマンツーマンでのレッスンを受けることができます。

先生はフランス語を母国語にもっていて、ある程度日本語がわかる方も多数いるそうです。わたしの担当の先生は教師としての資格を持っており、日本語も分かる方でした。

マンツーマンなので、「日常会話」「旅行会話」「ビジネス会話」「試験対策」など幅広い目的でレッスンを受けることができます。上記に書いたように、自分で目的やテーマを決めてレッスンを受けると効果的です。

わたしは週に2回50分ずつのレッスンを受けたのですが、25分と50分の授業があるので、好きなほうを選ぶことができます。

50分間の授業ははじめは長いかなぁと思っていたのですが、話し始めると50分は短くあっという間に過ぎていきます。ただ、「授業を受けている」感覚だと長く感じるかもしれません。

レッスン代は25分1,080円〜とほかのレッスン会社と比べてもかなりお得と言えます。

オンラインレッスンをおすすめしたい人

日本人は読んだり、書いたりすることは得意なんです。ただ、話すことは苦手です。だからこそ、マンツーマンレッスンで会話力をつけることをおすすめしたいです。

わたしもフランス語の文章が書かれた新聞や本などはある程度は読めるのですが、その読めるレベルに比べると話すことがお粗末なレベルです。読むこと聞くことに対して、話すことのレベルに差がありすぎです。

だからこそ、会話のレッスンを受けることって大切だと思っています。

この先このままフランス語を勉強し続けても、単語と文法力はついてきて聞き取りもできるようになったとしても、会話力だけは低いままだと思うんです。

やっぱり言葉は話せてなんぼです。新聞が読めても文章が書けても話せなかったらなんの意味もありません。

例えば、フランスの語学学校のレベル分け試験では、筆記ができて会話ができない日本人は初級からのスタートだし、筆記はできないけど話せる南米系の方は上のレベルからのスタートとなります。やっぱり話せないと評価はしてもらえないんです。

だから、単語や文法も勉強した割には話せないっていう方は会話力をつけることが必要です。

試験対策などいろんな目的でこのレッスンを受けれますが、わたしは「会話力」をつけたいという方におすすめします。

気になる方はこちらの公式サイトをご覧ください。体験レッスンからはじめることができますよ。

フランス語のことなら Le Français Chic

フランス語の会話の練習もがんばってます。一緒にがんばりましょう!

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