ネットラジオRFIをつかった音読の勉強のしかた

フランス語音読

わたしは聞き取りが苦手です。話す力に比べるとヒアリング力は低いです。人の話は聞かないかからなのかも…

なので、音読という勉強をしています。

フランス語音読
初級文法を勉強した後に、文法はなんとなく分かっているし、知っている単語なのにぜんぜん聞き取りができていませんでした。そんなときに勉強していたのが...

なんで聞く力がないのに音読?と思うかもしれませんが、文法や意味を理解している文を声に出して言えるようになることは、文章を聞き取れるということにもなります。

つまり、音読をすると聞き取りができるようになります。これは実際にやって確認済み。

テキストをつかって音読をおこなっていたのですが、最近はニュース音声をつかって勉強しています。

音読するのにぴったりなおすすめサイトを紹介します。

RFI – Radio France Internationale

RFI とはフランスのラジオ局で、Radio France Internationale、略してRFI といいます。フランス政府により1975年に設立された国際放送サービス。

BFMTVでテレビとラジオの同時生放送配信をおこなったり、大統領選の討論でもラジオで生放送しているフランスで主要なラジオ局です。

そのRFIがフランス語学習者のために、ニュースをネット上で毎日配信しています。RFI Journal en français facile といい、ニュースを簡単な言葉をつかって話しています。

話す速度はネイティヴよりも少し遅いくらいですが、使っている単語や表現は一般のニュースよりもかなり簡単です。

公式サイト: RFI Journal en français facile

日々のニュースが10分間アップされ、トランスクリプション(文章データ)も付いているので学習するのに最適です。しかも、音声はダウンロードできるので、スマホでいつでも聞くこともできます。

その10分間のニュースだけでなく、ニュースを元にしたクイズがあったり、DELFやTFCの試験に対応したテストもあります。

勉強につかえる教材 – Exercices & quiz

上記の10分間のニュースもとても素晴らしい教材ですが、日々の勉強に使うのにはちょっと長過ぎます。

なので、Exercices & quiz(練習とクイズ)というカテゴリのなかの音声をつかっています。

Exercices & quiz

1分〜2分程度の短い音声の文章があり、音声データはダウンロードしてスマホで聞け、トランスクリプションもダウンロードして印刷することもできます。

上記のリンクをクリックすると、このような画面になります。問題が並んでいるので好きなものをクリックします。

RFI Journal en français facile

ニュースタイトルの下に音声、TRANSCRIPTION(文章データ)と LEXIQUE(語彙)がみれます。で音声をダウンロードできます。

RFI Journal en français facile

サイドバーの À TÉTÉCHARGER で文章データがダウンロードできます。→ LES ACTIVITÉS

RFI Journal en français facile

準備ができたら勉強をはじめます。

RFI をつかった音読の勉強法

ニュースを聞いて勉強するので、新鮮さがあるし「今起こっていることも知りたい!」っていう気持ちになるので、勉強をしているっていう感覚はあまりなくなります。

では、勉強の流れを紹介します。

  1. 文章を理解する
  2. わからない単語や表現は調べる
  3. 音声を聞きながら、発音を確認する
  4. 声に出して読む
  5. リピーティングする
  6. シャドーイングする
  • リピーティングとは?
    音声を一文聞いて、再生をいったん止めて、正確に真似して声に出す方法。
  • シャドーイングとは?
    音声を聞いて、そのまま後を追いかけながら、声に出す方法。再生は止めません。

これを行い、スラスラと口から文章が出てくるようになるまで続けます。

基本的には音読の勉強法と変わりません。こちらも合わせてご覧ください。

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初級文法を勉強した後に、文法はなんとなく分かっているし、知っている単語なのにぜんぜん聞き取りができていませんでした。そんなときに勉強していたのが...

ニュースをつかった音読のメリット

このRFIのニュース(Exercices & quiz)をつかう音読にはメリットがあると思っています。

  • 単語が新鮮
  • 音声の長さがちょうどいい
  • 表現が身の丈に合っている
  • 教材がたくさんある

実際に起こっている、起こったニュースなので、今実際に使える単語が使われています。なので、会話ですぐに使える可能性が高いです。すぐに使うと定着するのも早いです。

本などの教材の場合は今度いつ使うか分からない単語もあるので、やはり新鮮なニュースのほうが汎用性がありそうです。使わない単語はなかなか覚えてくれません。

また、一般のニュースのような難しい表現って日常生活で使うことは稀です。なので、簡単なフランス語のほうが今のわたしには使えるなと思っています。

日々のニュースがストックされているので、教材数は無限大です。むしろ、さくさくとすすめていかないと置いてけぼりにあいます。

こんな感じで音読の勉強をすすめています。

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