わたしたちのバカンスは7月中で終わってしまったので、8月に入った今は彼は仕事に行っています。
8月に入るとカフェやら洋服やらのお店がバカンスに入ってしまいます。わたしのお気に入りのカフェも8月下旬(だいたい23日前後が多い)までバカンスのため閉まっています。
自営業のお店を1ヶ月近くも閉めるって、日本では考えられないけどフランスでは普通に閉めてしまいます。
彼いわく、7月にバカンスを取ると南仏などの旅行先はバカンシエが少ないので過ごしやすいし、仕事が始まる8月はリヨンに人がいなくなるので仕事が少なくなって過ごしやすいんだそうです。7月よりも8月にバカンスに出発する人が多いです。
リヨンの街中も現地の人が少なくなって、観光客が増えた感じです。
わたしたちは今年、南フランスバカンスを過ごしたんですが、
ほかのフランス人はどうやって3週間近くあるバカンスをどこで過ごしているのか?
気になったので周りのフランス人達のバカンスの過ごし方を紹介したいと思います。
まずは、フランス以外に行く人たち。
彼の弟は家族でポルトガルに2週間旅行に行ってきました。2週間くらいポルトガルのいろんな街をまわりながら、アパルトマンに滞在していたそうです。
今のフランスのトレンドはスペインやポルトガルでバカンスを過ごすことらしいです。
理由は、安い・近い・安全。
たとえば、フランスのレストランでランチ(Plat du jour)が10ユーロちょいするのに対して、ポルトガルは5~6ユーロくらいとフランスに比べるとかなり安いらしい。そして、フランスではテロが起こりまくってるけど、スペインとポルトガルは起こってないので安全。陸でつながっているんで、ちょっとがんばって運転すれば外国に行けるんで手軽ですよね。うらやましいなぁ。
パリに住む学生の男の子は、学生なので2ヶ月以上バカンスがあるので、東欧に友達と旅行に行く予定なんだそうです。ユースホテルに泊まりながら、東欧の町をまわるんだって。その旅行の前後には母親の住む南フランス辺りを旅行したり。
若い学生なので、とにかくあちこちにアクティブに旅行してパリにはほとんどいないそうです。
パリで働いている女の子は、なんと、
2週間も 北極に行ってた!
ちなみに、フランス語で 北極 Pôle Nord といいます。なので、南極 Pôle Sud となりますね。
日本でも北極旅行はしようと思ったらもちろんできると思うけど、あんまりメジャーではないと思うんです。フランスでは調べてみたら、結構ツアーがあった!メジャーではないけど、冒険好きなフランス人が行く先ではあるみたい。
北極に行った感想は、料理が合わなくって痩せた!
ホッキョクグマが観れた話とかないんかい、って思うけど、それよりもなによりもごはんがまずかったらしい。氷しかない場所なので食べものってかなり制限されてたらしい。
でも、北極点に行けた経験はプライスレスなはず。
そして、彼のお姉さんは小学校の先生なので、夏のバカンスが2ヶ月もある!
今年は彼氏がいないので(爆)、カンヌの自宅でのんびり過ごしたり、両親の家に週末過ごしに行ったり、パリにいる子供のところに行ったり、新しく買ったアパルトマンのもろもろの準備をして過ごしているんだそうです。
バカンスの過ごし方より気になるのはバカンスの期間…、小学校の先生は2ヶ月も夏休みがあるんだね〜〜〜。長過ぎやしないか…。
学生が2ヶ月半、小学校の先生が最大2ヶ月くらい、フツーのサラリーマンが1ヶ月くらい、自営業のお店も2〜3週間くらいの夏休みがあるんだそうで、長い長い夏休みの過ごし方は様々なようです。
バカンス中の日々の過ごし方はなにもとくにしないって基本のようですが、
なにもしない時間が1ヶ月近くもあるってうらやましい話ですよ。
そして、そして、バカンスになると、絶対会話に出てくる
日本ってどのくらいバカンスあるの?
って言う質問。
もういい加減聞かないでほしい(笑)日本人が超働き者っていう話はもうずっと前から有名な話でしょうがに。
8月13日14日15日がお盆休みの3日間が夏のバカンス。その前後に有給をくっつけて、会社やクライアントに根回しをしてうまくいけば9連休は取れるかもしれないけど、その前には鬼のように働かないといけない。今年みたいにその3日間が週末と重なってたら3日間のみ。
以上。
って答えたら、日本って生きるのが大変な国なんだねって哀れみの目をするのはやめてほしい(笑)
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