ディクテ Dictée とは、フランス語の書き取りのことです。
フランス語は発音とスペルが一致していないことが多くあります。そのため、聞いた文を正しく書く練習をします。ネイティブでも勉強しないと正確に書けないため、小学生や中学生が実際にしている勉強法です。
ディクテができるようになると、書き取りはもちろん聞き取りもできるようになります。
そのディクテを勉強するための本やサイトを紹介します。
ディクテの教材の選びかた
基本的には音声とフランス語の文章があれば、どの教材でもディクテすることができます。
ただ、自分のレベルに合った音声を選びます。難しすぎると聞き取ることができずにディクテの勉強になりません。
本を選ぶ際は中身のフランス語の文章をさっと見て、知っている単語が7〜8割のものを選びます。
知らない単語はそもそも聞き取れませんが、音から推測して書き取ることもできます。ただ、知らない単語が多すぎるとディクテの効果があまりあらわれません。
ディクテで使える本
この本は瞬間仏作文としても使えます。
ディクテにつかえるサイト
教材を買わなくてもディクテは音声とフランス語の文章があればどれでもできます。
次は無料でディクテができるサイトです。
Dictées audio – Bescherelle | |
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Bescherelle とはフランス語の文法書や発音、動詞活用など主にはネイティブの小中学生向けの本を出版しています。
フランスの小学生・中学生がディクテをするためのサイトなので、ディクテの際に間違いやすい複数形・性別・発音の微妙な違いなど引っかけ問題が出されています。 なので、非常に使えるサイトです。 無料で使えますが、日本語での説明や訳はなく、音声のダウンロードもできません。 |
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形式 | サイト+音声 |
レベル | 初級以上 |
価格 | 無料 |
おすすめ度 |
使いかたの説明はこちら。
Francais facile – RFI | |
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RFI というフランス語学習者のためのサイトで、比較的やさしい単語ではっきりと発音しているニュースの音声があります。こちらも無料で聞いたりダウンロードすることができます。 また、音声に対するフランス語の文もありますので、音声とフランス文をつかってディクテをすることができます。 ニュース音声はやさしい単語でゆっくりとした速さの音声ですが、初心者にはまだ難しく聞き取れないこともあります。その場合は、レベルごとの音声もありますので、A1・A2レベルからはじめてみることをおすすめします。 |
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形式 | サイト+音声 |
レベル | 初級〜中級以上 |
価格 | 無料 |
おすすめ度 |
効率的なディクテの勉強のしかたはこちら。