フランス人は散歩をするのが大好き。
天気のいい週末には公園にはたくさんの人が訪れて散歩をしている光景をよ〜くみます。ほんとうに散歩しているだけ、歩いているだけ。
参考記事:地味すぎる?フランス人の日曜日の過ごしかたを調べてみたよ
3月に入って、わたしの住むリヨンも春らしい気候になってきて、温かく日差しが強くなってきました。
長い冬の間、厚い霧に囲まれてて憂鬱な天気だったのが、カラッと晴れて気持ちがい〜〜〜〜い!!!
そんなときにはやっぱり外に出たい!
今回はリヨンで一番有名な公園、テット・ドール公園 Parc tête d’or の楽しみかたを3つ紹介します。
ただ散歩するだけでなく、ちょっと公園を楽しむ遊びかたです。ただ歩くだけの散歩が苦手な日本人でも公園を楽しめると思いますよ。
動物をみる
テット・ドール公園内には無料の動物園があります。
動物の種類は多くはないですが、シマウマ、キリン、ライオン、ワニ、白鳥、バンビ、たくさんの種類のサルなどがいて、なかなかお目にかかれないワトゥシ Watusis という角が特徴的な牛やキツネザル Lémuriens も見ることができます。
ワトゥシ watusis はキリンの隣りにいて、キリンが檻の中に入るとキリンのいるエリアにやってきます。彼らはキリンが檻の中に入るのを隣りでじぃーと待ってるんです。かわいいなぁ。
フランスの動物園も同様で、ライオンやワニはぜんぜん動いてくれないのですが、サルは怒ったり叫んだり活発に動いてくれるので楽しいですよ。
この動物園は公営でリヨン市が運営しています。ちょっと前に資金難でキリンを処分しなければ経営が続かない…っていう話もあったのですが、キリンは無事でお父さん・お母さん・子ども3人で元気に暮らしています。
檻に入る順番は一番ちびからで、最後にお父さんが入るっていう順番が決まっているみたいで、ちゃんと並んでは行っていってました。かわいー。
テット・ドール公園内を散歩しつつ、動物も見て、2時間半は楽しめるかな。
船を漕いでみる
テット・ドール公園の真ん中には大きな湖(池?)があって、ボートでこいでまわることができます。誰でも簡単にこぐことができますよ。
天気のいい週末には船のチケット売り場に長蛇の列ができてます。
ボートは電動のものや手漕ぎのボートが3種類くらいあって、人数や体力で選べます。料金はすべて20€で、制限時間は特に決まってないみたいで、だいたい湖を一周したら終わりみたいです。
こういう時間制限のないところが、フランスっぽいです。
船以外にも4人乗りの四輪車もあって、公園内をこいでまわることもできます。
船を運転したり、ぷかぷか浮いたりして湖の上で過ごすのもなかなか楽しい。
テット・ドール公園内を散歩しつつ、船もこいで、3時間は過ごせるはず。
ピクニックしてみる
広いテット・ドール公園内では芝生のエリアも多いので、お弁当を持っていってピクニックすることもできます。
お弁当っていうと簡単なものをさくっと持っていくのがフランス流で、バゲットにバターを塗ってハムなどの具を挟んだサンドイッチやサラダやチーズ、飲み物、デザートを持っていくだけ。ただバゲットとハムや卵などの具を別に持っていくっていうパターンもあり。もしくは、パン屋や総菜屋さんで買っていくだけ。
日本のように朝早く起きて、おかずたっぷりのお弁当を作るっていうことはないです。
公園内を散歩して、お弁当を食べて、スポーツして、読書して、昼寝して…っていう過ごしかたで4時間以上は過ごせるかな。
春になって温かくなってきたら、こんな公園の過ごしかたもできる!
のんびりと週末の1日を公園で過ごしてみてはいかがでしょうか。
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