年が明けてからリヨンはぐんと寒くなってきて、零度くらいが続いています。寒すぎて外にでれ〜ず。
わたしは南国生まれと育ちなもので、冬でも厚手のコートなんて着ないし、ブーツはおしゃれで履いてたし、手袋なんてほとんどしなかったんですよね。だから、寒さにはめっぽう弱いんです。
フランスは北でも南でも海側が温暖で、山に近いところが寒いんですよね。リヨンは山に近いのでめっちゃ寒いです。
そんな寒さが続いているんですが、リヨンよりももっと寒いシャモニー(Chamonix)に行ってきました。
寒いのはキライですが、雪には憧れてます。
シャモニー・モンブラン Chamonix-Mont-Blanc
リヨンのあるローヌ県の隣りにあるオート=サヴォワ県(Haute-Savoie)にシャモニーがあります。スイスとイタリアの国境付近です。
シャモニーはモンブランのふもとの町で、登山発祥の町として登山家の聖地とも呼ばれているんだそうです。
リヨンからの行き方
リヨンからは電車でも行くことができますが、今回は車で行きました。
高速道路A42を通って、2時間30分程度で到着します。
冬はスキーができるリゾート地ですが、スキー以外にも見所があるんです。
今回のたびの目的は、標高3842mからモンブランを見ること!
エギーユ・デュ・ミディ展望台
シャモニーにはモンブランを見れるエギーユ・デュ・ミディ展望台(Aiguille du Midi)があり、山頂までロープウェイで上がることができます。
エギーユ・デュ・ミディって言いにくいんですが、エギーユは「(時計の)針」という意味で、「正午の時計の針」のことで、正午に太陽がこの山の山頂に登ったことに見えることに由来しているんだそうです。
ロープウェイに乗る
ロープウェイはフランス語で Téléphérique(テレフェリック)と言います。
ロープウェイには、シャモニー・モンブラン駅から乗ります。鉄道の駅とは別です。Téléphérique aiguille du midi と書かれているので、矢印にそって進みます。
ロープウェイの料金
季節(夏と冬)と年齢によって料金が異なります。詳細は公式サイトで確認してください。
わたしが行った冬は、大人往復で60ユーロ!と少々お高めです。さすがリゾート地。
途中駅プラン・ド・レギュキーユ(Plan de l’Aiguille)で一度降ります。一気に山頂まで登ってしまうと、急に空気が薄くなってしまうため、途中駅で体を慣らします。
シャモニー・モンブランでも標高1035mあるので、そこでもすでに空気が薄めらしく、途中駅でも空気が薄いのをすごく感じます。
雪山を登山してる人たちがいる〜!
終着駅エギーユ・デュ・ミディ
終着駅はエギーユ・デュ・ミディで、展望台やお土産物屋さんがあります。
途中駅のプラン・ド・レギュキーユからさらにエレベーターで65m上がれば、小さな展望台があります。
3842mからの眺め
360度の大パノラマを楽しむことができます。
まっしろ〜〜〜!!そして、寒い!!頂上付近はマイナス17度くらいです。でも、まだ太陽があるからさほど寒さは感じない。
空気もうす〜〜〜い!
そして、旅の目的だったモンブランはこちら。
アルプス山脈の最高峰であるモンブラン。標高は4810,9m。エギーユ・デュ・ミディよりもさらに1000mほど高いんです。
こっちはケーキのモンブラン。
アルプス山脈のモンブラン(Mont Blanc)は「白い山」っていう意味なので、雪が積もったモンブランに似せて作ったケーキ。
注意!山頂でのアルコールは控えてね
エギーユ・デュ・ミディの山頂にはレストランやお土産物やさんがあって、ちょうどお昼時だったのでごはんを食べました。
だいたいこんな感じのがっつり系のごはんが食べれます。
調子に乗ってワインを飲んだんですが、空気が薄いので、めっちゃ酔います。ちょっとしか飲んでないのにフラフラ。
山頂は3000m以上あって空気が薄いので、飲み食いをしないほうがいいんだそうです。なので、山頂へ登る方はアルコールは控えたほうが良さそうです。できれば、食事も控えたほうが良さそう。
みなさんもエギーユ・デュ・ミディに登る際には気をつけましょうね。
わたしは、微量のワインでべろべろに酔ってしまったまま下山します。
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