レポート

働いてたリヨンのお菓子屋さんの紹介*フランスパティスリー研修日記

フランスお菓子研修

わたしがフランスのパティスリーで働いていたお菓子屋さんを紹介します。

研修先 A la marquise ア・ラ・マルキーズ

わたしの研修先は A la marquise ア・ラ・マルキーズ といいます。

世界遺産であるリヨン旧市街(Vieux-Lyon ヴューリヨン)のなかにある小さな昔ながらのパティスリーです。観光客が多い場所なのですが、近所に住んでいる人たちや仕事をしている人たちなど地元の方が訪れるお店です。

旧市街の建物のほとんどはルネサンスの時期に建てられて、今も古い建物がそのまま残っています。マルキーズもその建物のひとつです。

お店を入ると2畳ほどの小さな店内。

お菓子屋さん研修

A la Marquise の入口。入るとさっそくお菓子が並んでいます。

ドアの向かいに目の前にショーケースがあって、スペシャリテのタルト・ア・ラ・プラリネ・ルージュ、リヨン名物のクサン・ド・リヨン、ブリオッシュ、サンドイッチ、キッシュ、ピザがきれいに並べられています。

お菓子研修

向かいの大きな窓側には、タルトやアントルメが通りを歩く人たちに見えるように華やかなスイーツを。もちろん季節のお菓子も。この時期はビューニュを置いてました。

ビューニュとは?:マルディ・グラに食べるフランス・リヨンの地方菓子

お菓子研修 bugne

2月にはリヨンの名物 Bugne ビューニュが店頭に並びます

店の片隅には復活祭用のチョコレートやメレンゲを色とりどりに配置。

壁にある小さな棚にもサブレやプラリネのようなプチフール。

フランスお菓子研修

リヨン特有のプラリネルージュが入ったピンクのメレンゲ

お客さんが2〜3人はいるといっぱいになる店内に、ぎっしりとお菓子がならんでいるのがすごくおしゃれでかわいい。

入って右側のドアの中には小さなサロン・ド・テもあって、昼過ぎからはいつも満席です。

お店の入口の手前には、もうひとつ入口があって、そこをくぐると中庭に入ることができます。このパティスリーの建物の中庭で、奥には古い井戸が残っているんです。ここの建物は16世紀くらいに建てられたものなので、井戸もそれと同じくらい古いものです。

井戸はこのパティスリーのフェーブにもなっているんです。そっくりでかわいいです。

フェーブ

研修先 A la marquise ア・ラ・マルキーズのフェーブ

井戸のフェーブの記事:フランスってやつは…進まない手続き

お菓子研修

研修先の裏にある噴水。中庭なので、観光客がたくさん入ってきます。写真の左側にはキッチンに入る入口があります。

夏にはこの中庭にテーブルを並べてサロン・ド・テにしたり、店先で手作りのアイスを販売しているんです。

そして、もうひとつ。

A la marquise の向かいに En face de la marquise アン・ファス・ド・ラ・マルキーズ があります。その名の通り「マルキーズの向かい」という店名!(2016年閉店しています)

こういう名前の付け方、多いですよねフランス。パトロンは同じです。

フランスお菓子研修

研修先の前にある En face de la marquise お惣菜屋が売ってます

こちらはシャルキュトリーで、地下にはサロン・ド・テがあります。ここも古い建物なのですごく雰囲気があってステキです。

日本茶や紅茶が南部鉄器でいただけます。この南部鉄器を使っているフランス人、とても多いんです。人気みたい。

このパティスリーのある地区はリヨン旧市街(Vieux-Lyon ヴューリヨン)といい、ユネスコの世界遺産に指定されています。ルネサンスの頃に建てられた古い建物が今も残っています。

ステキな場所とパティスリーで働くことができて幸せです。

店舗情報

A la marquise ア・ラ・マルキーズ

  • 住所:37, RUE ST JEAN 69005 LYON
  • 電話: 04 78 37 89 85

リヨン旧市街を訪れたらぜひ行ってほしいパティスリーです。

おすすめ関連記事



kico

投稿者の記事一覧

こんにちは!
ただいまフランス・リヨンで生活しています。
フランスのガイドブックに載っていない町を旅したり、その土地特有のお菓子を見つけたり、焼き菓子のおいしくできるレシピを研究したりした情報を発信していきたいと思います。
Facebook、Twitterでのフォローお待ちしています!

関連記事

  1. 研修中のメレンゲ 粉まみれ、砂糖まみれパティシエールの仕事*フランスお菓子研修日記…
  2. フランスのパン 15歳でパティシエになる決断をする国*フランスお菓子研修日記
  3. フランスでBIOのフランボワーズを摘む フランスの小さな村ノエド|BIOなフランボワーズ摘み
  4. リヨン有名パティシエにインタビュー すべて材料から手作り!こだわりのリヨン有名パティシエにインタビュ…
  5. フランスお菓子屋さんで働く Stage スタージュ うそつきのはじまり、事件のその後*フランスお菓子研修日記
  6. リヨンのパティスリー SEVE セーヴ フランスはきっかけをつかむと早い!*フランスお菓子研修日記
  7. リヨンのチョコレート博物館 MUSCO カカオ豆から作るチョコレート製造の過程がみれる博物館|MUSCO…
  8. フランス・リヨン旧市街のアイス屋さん|一番おいしいのはどこ? フランス・リヨン旧市街のアイス屋さん|一番おいしいのはどこ?

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. お菓子に関するフランス語の本おすすめの4冊を紹介するよ! お菓子に関するフランス語の本
  2. お菓子に関するフランス語単語をまとめたよ お菓子のフランス語
  3. フランス語のあいさつに関する単語と表現
  4. 【半年以上続けて分かった】フランス語マンツーマンの効果とレッスンの選び方 【半年以上受けて分かった】フランス語マンツーマンの効果とレッスンの選び方
  5. パリ=ブレストの作りかた – フランス菓子 Paris-Brest パリ=ブレストの作りかた - フランス菓子 Paris-Brest
  6. プラリネクリームの作りかた Crème mousseline au praliné プラリネクリームの作りかた Crème mousseline au praliné
  7. クレーム・ムスリーヌの作りかた – フランス菓子の基本 クレーム・ムスリーヌ(バタークリーム)の作りかた - フランス菓子の基本
  8. クレーム・パティシエールの作りかた クレーム・パティシエールのプロの作りかた
  9. フランス語がオンラインで学べるおすすめレッスン厳選の6校 フランス語がオンラインで学べるおすすめレッスン厳選の6校
  10. フランスでのパクス PACS の手続きの流れ【2018年】 フランスでのパクス PACS の手続きの流れ【2018年】

フランス菓子

  1. LU ゲランドの塩をつかったサブレ|自分へのお土産におすすめ
  2. フランス LU ビスケット
  3. LUチョコレートビスケット*フランスのスーパーにあるお菓子

作りかた

  1. パリ=ブレストの作りかた - フランス菓子 Paris-Brest
  2. オレンジコンフィのレシピ|丁寧に作る極上の作りかた
  3. 赤いフルーツのシャルロットの作りかた Charlotte aux fruits rouges

お菓子の歴史

  1. フランスのミルフィーユの食べ方 millefeuille
  2. タルトタタン誕生の物語
  3. パティスリー・デリスデサンスのビューニュを食べてみたよ|リヨン郷土菓子
知っておきたい!カトルカールとパウンドケーキの違い
  1. ラ・コック|南フランス・ベジエの町の地方菓子
  2. 餅みたいな懐かしい味!アラブ菓子ルクムをフランスで見つけた|Loukoum
  3. セバスチャン・ブイエsébastien BOUILLET|リヨンの有名パティスリー
  4. わざわざ行きたい。かわいい色のサブレのあるパリのお菓子屋さん
  5. チョコレートスコーンの作りかた
  6. フランスの中にあるスペインの町のお菓子
  7. 朝食用レーズンスコーンの作りかた
  8. SÈVE セーヴ|リヨンの一番おいしいルレデセール会員のパティスリー
  9. 赤いプラリネのブリオッシュの行列ができる店|プラリュ Pralus
PAGE TOP