フランスに来て1ヶ月半がすぎました。
先週でOFII 移民局での滞在許可書の申請が終わったので、記録しておきます。
数年前、学生ビザで滞在した時は、滞在許可書申請が大変で大変で大変で…、もう外国に住むのイヤだと思ってたんですけどね。
以前は、予約制でもなく、書類が届いたらプレフェクチュール(県庁)に行くっていう流れだったんです。しかも、予約制じゃなくて先着制なので、朝早く行って並んで、時間になったら係が来て、並んでる列のここまでって決めるって言う非効率きわまりないやりかたでした。
なぜに予約制にしないんだ〜フランスめ〜ってみんな思ってました。
わたし始発前の早朝4時半くらいから並び始めて、3回トライしてようやく入ることができたんです。こんな非効率なやり方ってないわ〜って思いますよね。
でも、今回はちょっとやり方が変わったみたい。
滞在許可書の申請スケジュール
わたしの場合のスケージュールは、
4/4(月) 書類を発送
同封する書類は、
- demande d’attestation OFII:ビザ申請許可が下りたときに一緒に送られてきた書類に記入します
- パスポートの写真と署名のあるページのコピー
- パスポートに貼ってあるビザのページのコピー
- フランスに入国日のスタンプが押されているページのコピー
これらの書類を郵送で移民局へ郵送します。
4/11(月) 書類受領の手紙が送られてくる
投函して1週間後に届きました。翌月曜には到着してるんで先週中に発送してるってことですよね。予想以上に遥かに早いなって感じです。
ここで送られてくる手紙の内容はわたしが送った書類を確かに受け取ったことと、次の書類を送るまで待つことが書かれてました。次の書類を送るのに6〜8週間かかるよってことでした。
ここからが時間かかるのね。
と、思いきや、
4/28(木) 予約日の手紙が送られてくる
滞在許可書申請と健康診断の召集日が書かれた書類が届きます。(わたしの場合同じ日)
その召集日に、健康診断をして、滞在許可書を申請するので必要な書類が書かれています。
次回のランデブーに必要なもの
- パスポート
- 証明写真
- attestation de logement:前回の送られてきた封筒の中に入ってる書類に、彼(住居を提供している人)が記入して署名します。
- 家賃の領収書(持ち家の場合はpropriétaire であることが書かれた書類、税金とかの):これは準備したけれど要らないって返されました。
- 住居提供者(彼)電気代等の請求書
- 住居提供者(彼)のパスポートのコピー:これは記載されてなかったけど、一応彼が用意してくれました。移民局からは持っていかれました。念のためってことですかね。
- 申請料金 241ユーロ:tamble fiscale で購入しておきます。高額だけどタバコ屋さんにも準備はあるようです。高いよ〜
5/20(金) 召集日、健康診断(問診のみ)
予約時間は14時30分だったけど、授業が終わって時間が空きすぎたので早めに(1時間前)に行ったら受付けてくれました。さすがテキトーな国、サイコーです。
リヨンの移民局OFII はペーラッシュ駅の裏手にあります。
1階にいるお兄さんに招集状を見せて、2階で行くように言われます。2階で受付して、待っていたら、お医者さんに呼ばれて簡単な問診があります。
問診で聞かれたこと
- いつフランスに来たのか
- フランス語は話せるか
- 身長、体重(自己申告、笑)
- 病気にかかっているか、過去は
- 糖尿病にかかっているか(糖尿病だけ日本語で聞いてくれます)
- 保険に入っているか
- 子供はいるのか、妊娠しているのか…などなど
その後、視力検査。フランスって目は自分の手で隠すんですね。日本みたいな隠し棒(って言うのかな?)はない、そして、アルファベットが見えるかを答えます。アルファベの発音はちゃんとできるようにね。
その後、レントゲンを撮ります。
再び待合室で待ってると、次は問診に呼ばれます。
再び問診できかれること
- フランスで今何をしているのか
- 両親は健在か、病気はしていないか
- 薬は飲んでいるか…など
上半身(下着以外)を脱いでベッドに寝かされ、血圧と聴診器で見てもらいます。
再び待合室で待っていると、受付で呼ばれて、その場で必要書類を出して、滞在許可書のシールをパスポートに貼ってもらいます。
これで終了!
所要時間40分くらい。
あとがき
以前と比べると遥かに比べようもないくらいに進化してました。フランスじゃないみたいに要領もよくって手際も良かった。
フランスのお役所仕事はのんびりっていう評判も聞いてたし、体験もしたんだけど、こんなにスムーズなフランス…見たくないっ笑。こんな聞き分けのいい国になってました。
パリに1日違いで来た友達は、5月上旬にはすでに移民局での手続きが終わったって言ってたし、同じ時期に来たリヨンに来た人はまだ何の連絡もないらしい。個人差があるようです。
ということで、滞在許可書がもらえました。ちょっとだけ落ち着いたよ。
次は滞在許可書の更新:フランス滞在許可証の更新!こんな細かいダメだしアリ?|リヨンの場合
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Kicoさま、
もやもや晴れてよかったですね!
私はビジタービザを取得してから数週間
燃え尽き症候群の状態で、
やっと次の手続きの確認に入りました。
この記事を読んで疑問に思ったのですが、
滞在許可証の手続きに戸籍謄本は要らなかったのですね。
大使館のHPには必要と書かれていて
ネットであれこれ見ても必要と書いてる人とそうでない人が。。。
戸籍謄本が必要となると法定翻訳なども必要となってこれまた面倒だなぁ、と思ったりしています。
手続きする地方によって違うでしょうかね。
ちなみに申請料金はいまは300ユーロ以上です(泣)
Michelinaさん、コメントありがとうございます。
たしかに…燃え尽き症候群、分かる気がします。
へんに力が入ってしまいますよねー。
今回の移民局に行く場合の申請のときには戸籍抄本は不要でした。
移民局からの書類に必要なものが記されていると思います。
仰るように、ローヌアルプ地方だけかもしれませんし、地方によって違うかもしれません。
この次の2年目のための滞在許可書更新のときには、一応提出しました。
今は300ユーロ以上もするなんて!
1年で60ユーロ以上の値上がりって強気ですね。
ビジタービザに、移民局、県庁と申請が続きますが、がんばっていきましょう〜!
kico
Kico様、
記事とコメントを精読したのですが、
謎があります。
2度目の滞在許可証更新時
●戸籍抄本:フランス語に訳した原本と日本語で書かれた原本、それぞれのコピー
を用意したと書かれていました。
ですが、コメントへの返信欄に
「必要書類は日本から取り寄せるものはなかったです。(わたしの場合)」
とも書かれていました。
戸籍抄本はわたしのサーチでは日本から取り寄せる以外にないという結論だったのですが、
どうされたのですか???
また翻訳はフランス国内で依頼して用意できそうですが、
期間や費用どれくらいかかりましたか?
またアポスティーユは必要なかったのですか???
というのも先日ご相談させていただいた滞在許可証必要書類の続きで
戸籍抄本が必要かどうか定かでないので一応戸籍抄本のみ市役所で取得してきたのです。
ただ翻訳まで準備して要らないということになるとお金も無駄になってしまうので、
翻訳は現地で召喚を受けて必要と確実に判ってから作ろうかと思っているのですが。。。