フランスでは夜ごはんに呼ばれたら、みんなで何かしらを持ち寄ります。たいてい、ワインかデザートのお菓子か花束なんだそうです。
シャルロットは華やかなケーキなので、プレゼント用におすすめですね。特に、フランボワーズをつかうとさらに豪華にかわいくみえますね。
工程が多いから少し大変な気がするけど、順番に作っていくと1つ1つの工程はシンプルなので簡単です。ビスキュイ生地とムースを作って組み立てていきます。
今回は、フランボワーズのシャルロットの作りかたを紹介します。
ビスキュイ生地の作りかた
まずは、土台になるビスキュイ生地を作ります。
フランス語で Pâte à biscuit à la cuillère パット・ビスキュイ・ア・ラ・キュイエール といいます。
直訳すると「スプーンで作ったビスキュイ生地」という意味です。昔は、絞り袋がなかったのでスプーンで生地を落として作ったのこの名前がついています。今はスプーンを使って生地を落とすことはないけど、名前がそのまま残っています。
材料
小麦粉 | 80g |
全卵 | 4個 |
卵黄 | 4個分 |
粉砂糖 | 110g |
- フランボワーズが手に入らない場合は、いちごやほかのフルーツをつかってもかまいません。
準備
- たまごは卵黄と卵白に分けておく
- 小麦粉はふるう
- 絞り袋の金具はNo:16を利用
作りかた
- 卵黄と砂糖50gをボールに入れ、泡立て器ですり混ぜる
2. 別のボールに卵白を入れ、泡立て器で卵白のコシを切っていく
3. 残りの砂糖を加え、電動泡立て器で泡立ていく。固い角ができたらOK!
4. 泡立てた卵白に1を加えヘラで切り混ぜる。次に、小麦粉を加え、練らないようにヘラで切り混ぜる。
5. 生地を絞り袋にいれる
6. 長さ6cm(セルクルの高さよりも少し高い)と直径15cmの円の長さに絞ります。生地の間隔は隙間のないように絞っていく。
7. 粉砂糖を粉ふるいでふるう。1回目はすぐに溶けてしまうため、2回ふるいます。
8. 220℃に予熱したオーブンで15〜18分焼成します。
フランボワーズのムース
つぎは、中身のフランボワーズのムースを作っていきます。
通常、シャルロットの中にはババロアを入れるのですが、今回はフランボワーズの味にしたかったので、ムースにしました。
材料
フランボワーズ | 120g |
グラニュー糖 | 60g |
ゼラチン | 6g |
生クリーム | 300cc |
作りかた
- ゼラチンを水にいれ、もどしておく。
2. フランボワーズをきざみます。
3. 生クリームと砂糖を合わせ、泡立てます。
4.きざんだフランボワーズを火にかけ温め、ゼラチンを溶かします。
5. 1と2を合わせ混ぜます。
シャルロットの組み立て
ビスキュイ生地をセルクルの底と周囲に並べます。
シャルロット生地の中に流しいれ、冷蔵庫で冷やし固めます。
表面にフランボワーズを飾ります。
できあがり!
ぜひ、フランボワーズのシャルロットを作る際には参考にしてください。
ババロアをつかう赤いフルーツのシャルロットの作りかたはこちらをご覧ください。
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