イスパハンっていうケーキ、知ってます?お菓子好きでなくってもケーキを見たら、ほとんど方が知っているはず。
わたしがフランスのお菓子を好きになったきっかけは、ピエールエルメ氏のイスパハンを見たときです。たぶん雑誌かなにかで見たと思うんですけど、それが食べてみたくって飛行機に乗って東京のニューオオタニまで食べにわざわざ行きましたもん。
あまりにも有名になりすぎたイスパハンなので、どのパティスリーにも置いてあるくらい定番なお菓子になりました。
リヨンやほかのパティスリーにイスパハンに似たようなお菓子が置いております。今回はリヨンの有名パティスリーのデリス・デ・サンス Délices des sens のイスパハンを紹介します。
デリス・デ・サンスについては「デリス・デ・サンス DELICES DES SENS|リヨンの有名パティスリーを紹介」をみてね。
最近、わたしと彼、デリス・デ・サンスにハマりまくってます。彼の職場の近くにあるため、よ〜く買ってきてくれるのでよ〜〜く食べてます。
イスパハンとはどんなアントルメ?
イスパハンとは世界的にも有名なパティシエであるピエール・エルメ氏のスペシャリテです。ピンク色のマカロンの間にクリームとフランボワーズを挟んで、バラを飾ったアントルメで、ライチとバラの風味が特徴です。
彼がシェフとしていたラデュレと彼のパティスリーだけでイスパハンという名前で売られていますが、あまりにも有名になったケーキなため、結構どこのパティスリーでも作られています。
エクレアやオペラといった昔からある伝統菓子ならまだしも、ここ最近作られたケーキをほかの店がまねするっていうのはとても珍しいです。それほど有名なケーキなんですね。
マカロナード
デリス・デ・サンスではマカロナード Macaronade という名前が付けられています。さすがにイスパハンという名前は付けれないですよね。ちょっとデザインが違ってますけど、ピンク色のマカロンだしフランボワーズとライチをつかっているという点は同じです。
お値段は4€。リヨンのパティスリーでは平均的な価格です。有名店にしてはお手頃価格だと思います。
パーツの分析
- マカロン生地 Biscuit macaron framboise
ピンク色ですが、フランボワーズ風味で甘さ控えめのマカロン生地です。
- クリーム Crème légère vanille
軽めのバニラ味のバタークリームです。
- フルーツ
外側には生のフランボワーズ、中にあるクリームの上にはコンポートにしたライチが挟んであります。
バラの香りと風味はつけていないようです。イスパハンと同じ形とデザインですが、バラの風味がないところが違っています。フランボワーズはかなり大きめなものをつかっていて、大きいもの好きのリヨン人らしいなぁって思いました。
イスパハンを食べた時、バラの香りと風味が華やかっていう印象が強くって、自分の想像を超えるおいしさだったんですが、残念ながらこちらのマカロナードにはその食べたときの衝撃がないです。(コラっ)もうわたしが慣れてしまったのかもです。
でも、やっぱりフランボワーズとライチって最強においしい組合せです。
有名なパティシエたちがこぞってまねしたくなる魅惑的なケーキなんだなぁって。
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