街歩きが楽しい季節になってきました。ひさびさにクロワ・ルッス地区を散歩してたら、初めてのお菓子屋さんを見つけました。
新しいお店かなと思ったら、セバスチャン・ブイエというリヨンで有名なパティスリーの支店でした。しかも、お店はすぐ隣り。今までぜんぜん知らなかった…。となりのパティスリーにはよく行ってたのに。冬の間はあんまり周りを見てないのかなぁ…と。
クロワ・ルッスのセバスチャン・ブイエ本店のすぐ隣りにあるおやつ専門店 グテ Goûter を紹介します。今回のはむちゃくちゃおすすめです!
前回セバスチャン・ブイエのアントルメはちょっとイマイチだったので、焼き菓子はどうかなぁって思ったんですが思いっきり裏切ってくれました。
参考記事:セバスチャン・ブイエ Sébastien BOUILLET|リヨンの有名パティスリーのひとつ

おやつ専門店 Goûter BOUILLET
小さなお店でお菓子のディスプレイもすごくかわいくて好みなんですが、それよりもなによりも焼き菓子がおいしいんです。
おやつ専門店 グテ Goûter
グテ Goûter とはフランス語で「おやつ」を意味し、こどものためのおやつ、大人も子供時代に戻れるようなおやつがコンセプト。2年前にできた新しいお店なんだそうです。
マドレーヌやケイクなどの焼き菓子やフルーツや赤いプラリネのタルトが小さな店舗の中にところ狭しと並んでいます。フランスでは珍しくシフォンケーキも置いてあります。

フラン Flan とシフォンケーキ Cake Chiffon
ケイクは長ーい型で焼いてて、好きなだけ量り売りで買うことができます。「このくらい?」って聞かれるので「もう少し大きく」とかって言えます。昔ながらの方法で今では量り売りをしているところはあまり見ないので珍しいです。

ケイク Cake
隣りのパティスリーのほうではアントルメケーキが1個5€くらいなのですが、こちらのおやつのお店はお値段もかなり良心的でした。こどもがおこずかいを持って買いにくるのをイメージしたのかも。

タルト類
世界一おいしいマドレーヌ?
マドレーヌやケイクといった焼き菓子類はフランスでもブーランジュリーやパティスリーで見かけるんですが、自分の好みの味の焼き菓子ってなかなか見つからないんです。

マドレーヌ Madeleine
わたしはマドレーヌやケイクのような素朴な焼き菓子がいちばん好きなので、自分でも作ってて、お店で見つからないから、好みの味で作れる手作りが一番おいしいって思っています。
でも、ここのお店のマドレーヌはむちゃくちゃ好みの味で、すごくおいしかった〜〜〜!!!
わたし史上、世界でいちばんおいしいマドレーヌはここのマドレーヌ!!!
理想のマドレーヌは、外側がしっかりと焼かれてて、中がふわふわの軽いマドレーヌなのですが、まさにそれ。持ってみるとすごく軽く、表面がしっかりと焼けてて油がしみ出してくることもありません。
ほかのブーランジュリーのマドレーヌは外側がしっかり焼き目が付いていなかったり、油分がしみ出してべとべとになったりとしてるのでイマイチだったんです。
マドレーヌってただ混ぜるだけの超単純な作り方なんですが、混ぜ方だったり材料の温度、オーブンの温度等といった細かい部分を気をつけてないと、おいしくできないんですよね。油分がしみ出してくるのは生地が分離してるから。簡単だとはいえ手を抜くとこうなります。
グテ Goûter のマドレーヌは超完璧で、かなりおいしかった!一緒に食べた彼もすごくおいしいって言ってたので間違いなし(食いしん坊だから)。
マドレーヌ1個で1€もしなかったんじゃないかな。値段が出てなかったし、レシートくれないから分からなかったですが、1個0,8€くらい。セバスチャン・ブイエの価格とは思えない(笑)
ここのマドレーヌはリピート決定!!!また近いうちにクロワ・ルッスの丘まで登っていこうと思う。
ちなみに、フルーツコンフィのケイクも外側がしっかりと焼けてておいしかったよ。(けど、これはわたしの勝ちかな…)
参考記事:ブランデーのドライフルーツ漬けパウンドケーキのレシピ|漬込み期間でおいしさ比較中
店舗情報
Goûter Sébastien Bouillet グテ・セバスチャン・ブイエ
15 Place de la Croix-Rousse, 69004 Lyon
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