パティスリー

赤いプラリネパンの行列ができるパティスリー|プラリュ Pralus

赤いプラリネのブリオッシュの行列ができる店|プラリュ Pralus

リヨンのパン屋さんやお菓子屋さんにはたいてい真っ赤な色したブリオッシュが売られています。

こんな感じで真っ赤な色で、ブリオッシュ・オ・プラリヌ・ルージュ Brioche aux pralines rouges といいます。

プラリーヌ・ルージュ|真っ赤な色したフランス・リヨンの伝統菓子

どこのパン屋さんやお菓子屋さんでもおいしいんですが、特に売れまくっていて人気な赤いブリオッシュを紹介します。

パリにも売っているのでもう有名なんですが、François Pralus フランソワ・プラリュ というお店で、チョコレートと赤いブリオッシュがメイン商品です。ほかにもチョコレートやマカロンも置いてありますが、このブリオッシュだけが売れまくっています。

週末になると、赤いブリオッシュを買い求めるお客さんで店の外まで長い行列ができているほどの人気なパティスリーなんです。

Fransois Pralus フランソワ・プラリュとは?

1920年にロワール地方のマールに生まれたオーギュスト・プラリュ Auguste Pralus はパティシエとなり、1955年に赤いブリオッシュ(Praluline:プラリュリーヌ)を作り出します。バレンシア地方のアーモンド、ピエモンテ地方のバラ色のクラッシュヘーゼルナッツに自家製プラリネをからめたブリオッシュで、60年以上経った今でも人気のある商品です。

プラリュリーヌ Praluline はどんなお菓子?

ほかのパン屋やお菓子屋さんよりもプラリネの色が薄く、ピンク色をしていて、生地がふわふわとしてやわらかいのが特徴です。

赤いプラリネのブリオッシュの行列ができる店|プラリュ Pralus

ブリオッシュの外側の縁がプラリネが溶けてカリカリとしていて、中はしっとりとしています。やさしい甘さなので、時々むしょーに食べたくなるお菓子なんですよね。ときどき買って食べています。

包装紙でブリオッシュを巻いてりぼんで結んで、紙袋に入れてくれます。ほかのお店では紙袋にさくっと入れてくれるだけなので、かなり丁寧です。お土産や手みやげにもなりますね。

赤いプラリネのブリオッシュの行列ができる店|プラリュ Pralus

プラリュリーヌの包装

大きいプラリュリーヌが12€、小さいプラリュリーヌが7€程度です。ちょっと高めなお値段と思うかもしれませんが、赤いプラリネのブリオッシュはほかのブーランジュリーでもだいたいこのくらいの値段はします。

大きいほうがしっとり感があります。ただ、長くは保存できないので食べきれるサイズで買うのがおすすめ。

店舗情報

リヨン旧市街 Lyon – Saint-Jean

  • 住所:27 rue Saint-Jean 69005 LYON
  • 営業時間;10時〜20時(毎日)※日曜日も開いてる!

クロワルッス Croix Rousse

  • 住所:3 grande rue de la croix-rousse 69004 LYON
  • 時間:月曜:10時〜13時、14時〜19時/火曜〜木曜:9時30分〜12時30分、13時30分〜19時/金曜〜土曜:9時30分〜19時/日曜:9時30分〜13時 ※こっちも日曜日開いてる!

リヨン・プレスキル  Lyon Presqu’île

  • 住所:32, rue de Brest 69002 Lyon
  • 時間:月曜〜金曜:10時〜19時/土曜:10時〜19時30分

パリにも店舗があります。

パリ4区 Boutique PRALUS à Paris

住所:35 rue Rambuteau 75004 Paris

パリ7区 Boutique PRALUS à Paris

住所:44 rue Cler 75007 Paris

※そのほか、ロアンヌ Roanne (リヨンから1時間半程度の町)にある本店など3店舗あります。

HP:François Pralus

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