日本にいるとフランスっていうだけで、なんだかキラキラとした上品なものっていうイメージがあるのはなんででしょうね。フランスっていうと高級で美しいっていうイメージってありますよね。美しいところも多いんですが、でも、実際のものはイメージとギャップがあります。
例えば、日本のイメージとフランスの現実にギャップがあるもののひとつにパン屋さんのポール PAUL があります。
今回は、フランスにあるポール PAUL のお菓子の日本との違いを紹介します。
フランスのポールPAUL ?
ポール PAULは、1889年、パン職人シャルマーニュ・マイヨによって、フランス北部の街リールで生まれたブーランジュリーです。
フランスには町の中心地や駅構内に数店舗あったりと立地のよい場所にあるチェーン店で、日曜日にも開いていることが多いし、便利な場所にあるため、すごく使い勝手のいいパン屋さんです。あんまり高級っていうイメージはないと思います。すごく美味しいパン屋とも思われてないと思います。ただただ、フツーのチェーン店のパン屋です。
値段もほかのとさほど変わらないくらいです。高くはないです。
日本では,デパ地下などにお店があるし、結構高級感があるような気がします。値段も日本のパン屋さんと比べると少し高級なパン屋さんだと思います。
フランス・ポール Paul のお菓子
日本のポールは高級なイメージなので、お菓子も形が整って美しいんですが、フランスのポールのお菓子類は日本とちょっと違ってます。一言でいうと、雑です(笑)
チョコレートのミルフィーユ Millefeuille au chocolat

チョコレートのミルフィーユ Millefeuille au chocolat
中のクリームがチョコレートのガナッシュ、表面がチョコレートになっているんですが、表面はガタガタだし、クリームも雑な感じに絞られてます。も〜
キャラメルのタルト Tarte au caramel

キャラメルのタルト Tarte au caramel
タルト生地はちゃんと焼けてるし、味もおいしいんですけど、表面がぐちゃ〜ってなってます。こんな感じで表面がぐちゃってなっているお菓子って結構平気でふつうに売られてるのがフランス流です。店員さんもまったく気にしないし。あ〜。
パルミエ Palmier

パルミエ Palmier
日本の源氏パイを10倍くらいにしたパイ菓子。ずっしりと重みがあって、ざくっとした食感で、ポールでいちばん好きなお菓子です。日本のポールで食べて好きになりました。
やっぱりこのパルミエもお店によって焼き上がりが違ってて、今回のは場所によってこんがりと焼けていないところがありました。日本のポールくらいしっかりしてくれ〜。
日本のほうが美しくって美味しい…?
日本のポールとぜんぜん違うじゃん。日本のポールってデパ地下に店舗があったりして結構高級なイメージのパン屋さんなので、こんな雑な仕事はしていませんが、フランスではこんな雑な仕事をしてます。ここが違うよフランス!って言いたい。
正直、日本のほうが丁寧に作られていておいしいです。
わたしは日本のポールが好きで、フランスのポールにも行ってみたら、お菓子が残念でびっくりしたものです。
でも、ポールだけに限らず、フランスのパン屋さんのお菓子って結構こんな雑な感じのものが多いです。丁寧な店ももちろんあるんですけどね、雑な仕事をしているパン屋さんも多いです。
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PAUL! 憧れの!と意気込んで行きましたが
えっ 普通じゃん 笑
キッシュを温めてもらっていただきました。
美味しかったです。
今度はスイーツ食べてみまーす♬
Cocoさん、こんにちは。
そうなんですよね〜、PAULがフツーすぎてがっかりしましたよね。
ケーキはさらに雑ですけど、味はおいしいです。ただ、日本とのギャップにびっくり。
タルト系は生地がおいしいのでおすすめです。ぜひ〜! kico