フランスでもおいしく作れる本格的な鯛飯の作りかた
マルシェで新鮮な鯛を仕入れてきました。フランスの鯛ってほんとうに高いです。1尾(1kg程度)で30ユーロ近くします。でも、食べれる身の部分は結構少ないんです。
身の部分はソテーで食べるのですが、あらの部分まで残さず鯛を食べきりたい!という食いしん坊な発想から、残ったあらの部分で作れる鯛飯を作りました。しかも、フランス人の彼は魚の骨や頭まで食べてしまうのが信じられないという人なので、わたしの完全なる独り占めです。
鯛の頭を使うので難しそうな鯛飯ですが、簡単に作れてしまいます。では、作っていきましょう。
材料
鯛のあら Daurade | 一尾分 |
米 | 3合 |
水 | 45cl(=450ml) |
しょうゆ | 大さじ1 |
出汁パック | 1袋 |
塩 | 小さじ1 |
酒(あれば) | 大さじ1 |
生姜 | 10g(好みで増やしても可) |
鯛のあらで使う部分は、頭・背骨・尾ひれです。身を食べて残ったところはすべて使います。あらをジップロックに入れ冷凍保存することも可能です。
鯛の下準備
- 鯛の頭を縦半分に切り落とします。
- 水を流しながら、血合い(赤い血管の部分)をきれいに取り除きます。血合いは臭みの原因になるため、丁寧に洗います。
- 水分を取り、オーブン(180度程度)で表面に焦げ目がつくまで焼く。中身まで火を通さなくてもよい。
鯛飯の作りかた
- 米を洗い、鍋に入れ、水を加える。
- 醤油、出汁パック、塩、酒、生姜の調味料を加え、米の上に鯛のあらをのせる。
- 蓋をし、中火にかけ沸騰させる。沸騰したら、極弱火にして12分炊く。
- 12分経ったら、火を止め、蓋をしたまま10分蒸らす。
- 出汁パックを取り出す。鯛のあらの骨部分を取り除く。火が通っているので、簡単に身と骨はほぐれます。
鍋でのごはんの炊き方はこちらを参考に:鍋で米の炊を炊く方法
熱々をそのまま食べたり、焼きおにぎりにしたり、鯛茶漬けにしていただきます。小分けにラップに分け、冷凍しても1種間程度は保存できます。なので、完全にわたしが独り占めしました。
フランスの料理もおいしいですが、鯛と出汁のきいたごはんを食べるとなんだかほっとするんですよね。
ぜひ、お試しください。
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