今わたしはフランスに住んでいます。日本の白ごはんが時々食べたくなるのですが、フランスには炊飯器がほぼありません。ですので、鍋で米を炊くことになります。
難しそうに思えた米の炊き方だったんですが、何度か失敗しているうちにコツがつかめてきましたので、紹介したいと思います。
ごはんの炊き方
まずは、ごはんを炊くのに必要な道具から。
道具
- 蓋付き鍋:直径20cmくらいのものが使いやすいです
- 秤(デジタルスケール)
材料
- 米(ジャポニカ米)
- 水
フランスには、ジャポニカ米以外にも細長い米や香りのついた米などが売られています。選ぶ際にはJaponica(ジャポニカ)と書かれたものが日本の米と同じ種類です。
配合
米を鍋で炊く場合の割合です。米用の計量カップの場合、一合は180ccとなりますが、重さは150gです。
フランスに日本の米用の計量カップを使って計りますが、フランスにはそんな便利なものがないので秤で計ります。
米2合の場合
- 米:300g
- 水 :450ml(45cl)
米3合の場合
- 米:450g
- 水:650ml(60cl)
日本産の米を使って炊飯器で炊く場合よりも少し水の量は多めにしています。フランスにあるジャポニカ米は少し乾燥していますし、鍋を使うため水の蒸発も多くなるためです。
ごはんの炊きかた
1. 米を洗います。
最初の水を入れたら、米を研がずそのまま水をこぼします。次は水を加えずに米を研ぎ、水を加え、水が透明になるまで水ですすぎます。
水道水でも構いませんが、どうしても気になるという方はミネラルウォーターで洗ってください。ボルヴィックは軟水なので、日本の水と似ています。
2. 米を水に浸け、吸わせます。1時間くらいは置いておきます。
日本の米と違って、米自体の水分量が少ないので、事前に水を吸収させたほうがうまく炊けます。
3. 水を切った米を鍋に入れ、分量の水を入れます。
4. 中火の火にかけ、沸騰まで待ちます。
5. 沸騰してきたら、火を極弱火にして、12分待ちます。
いちばん弱い火にしてください。強いと鍋底におこげができます。
6. 12分経ったら、火を止め、蓋をしたまま10分置きます。
最後に10分置くことで、米の心まで火が通ります。蒸らさないと中まで火が通らず、心が残ったごはんになります。
できあがりです♪
意外に簡単なので、ぜひ試してみてください。
つぎは、炊いたごはんで寿司を作ってみましょう。
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こんばんは♪私にもできそう!どんなレシピよりもわかりやすいです。フランスでやってみまーす♪
Cocoさん、こんにちは。
ありがとうございます!!とてもうれしいです。
ぜひ、次回のリヨン滞在で作ってみてください〜!もうすぐリヨンですね♡
kico
鍋で炊くのは無理なのだと諦めていましたが、こちらの方法でおいしく炊けました! ありがとうございます!!