フランスの中のスペイン領の町リヴィア Llivia
スペインの国境近くにある小さな町リヴィアへ行ってきました。リヴィアはスペイン領なのですが、フランスの中に町があり、スペイン本土からは離れた位置に町がぽつんとあるふしぎな町なんです。人口が1600人程度のとても小さな町です。周りはフランスに囲まれていて、ここだけ突然スペインになるんです。
リビア(Llivia)はスペイン、カタルーニャ州ジローナ県の自治体で、バッシャ・サルダーニャに属す。県都ジローナから153kmの位置にあり、フランスに取り囲まれて位置するスペインの飛地領土である。
1659年のピレネー条約、1960年のリビア条約の結果、スペイン本土から切り離された飛び地となった。スペイン本土から最短で1.7km程度、フランス側のラングドック=ルシヨン地域圏ピレネー=オリアンタル県側に入ったところに位置する。
地図で見てもスペインから離れているのが分かります。
町の風景を紹介していきます。
この町に入ったとたんに町の表記がフランス語からスペイン語、もしくはカタルーニャ語に変わるんです。フランス語とスペイン語は同じ語源なので似てるって言われているけど、たしかに、フランス語とちょっと似てるところがある。
町の新聞屋さんにはカタルーニャ語の新聞や本も売られていました。カタルーニャ地方って民族意識が強いそうですが、独自の言葉も大切にしているんですね。
古い町のメイン通り。
フランスの薬局は緑の十字だけど、形は同じ。
フランスでは、charcuterie なので少しだけ似てる。
ポストが黄色って言うところはフランスと同じ。
フランスの中にぽつんとあるスペインなので、なんだかふしぎな気分。
この記事へのコメントはありません。