お菓子の中で最近、いちばん好きなのはりんごタルトです。
フランスではタルト・オ・ポム Tarte aux pommes といいます。タルトいいますが、パイ生地を使うのでりんごパイというイメージです。
フランスの家庭で作るお菓子の定番で、彼のお母さんもよく作ってくれます。
クリームや卵を加えないので、シンプルで素朴なお菓子です。
分量を量る手間もなく、カンタンにできちゃいます。しかも、フランスには市販の生地がどのスーパーにも売られていて、手軽な値段なのでさらにカンタンに作れちゃいます。彼のお母さんもよく作ってくれるタルトです。
りんごタルトの材料
- りんご 5個
- パイ生地(市販のもの)
- グラニュー糖 適量(好み)
- バニラ砂糖 適量(あれば)
- シナモン
りんごの種類は気にしません。どのりんごでもおいしくできます。
パイ生地はフランス語で Pâte feuilletée パット・フォユテ といいます。
甘味を足したい方はパイ生地の上にジャムを引いてもかまいません。その場合はアプリコットやりんごのジャムがおすすめです。
必要な道具
- タルト型(28cm程度)
- 包丁
- まな板
道具もほとんど要りません。りんごを包丁で切るだけです。
りんごタルトの作りかた
1. タルト型にパイ生地を敷く。生地に付いている紙はそのまま下に引いたほうが型から外しやすいです。余分な箇所を切っておく。フォークでタルトの底に穴をあけておく。
側面のタルト生地が余ったら、内側に折っておきましょう。
2. りんごの皮を剥いて、縦半分に切り、種とヘタを取り除く。3mm程度の厚さに薄く切る。
3. りんごを生地の上に並べる。外側から並べていきます。
外側の生地がりんごよりも高い場合は生地を内側に折り曲げる。側面の生地が高すぎると、焼成中に生地がだれて倒れてきます。
4. りんごの上にグラニュー糖とバニラ砂糖とシナモンを振りかける。りんご自体にも甘味がありますので砂糖の量は好みで入れてください。
大さじ2くらいの砂糖だとちょうどりんごの酸っぱさが残って、わたしにはちょうどいいです。
甘みが好きな方は、りんごの下にジャムを敷くっていうのもありです。アプリコットかりんごのジャムがおすすめ。
5. 180℃のオーブンで1時間程度焼く。りんごの水分が蒸発する音が少なくなったら焼き上がりの目安です。オーブンは下のほうの段に置くと生地のほうに火が強めに当たります。
りんごがこげそうって思ってしまうのですが、りんごにはしっかりと水分が含まれているのでこげません。焼いている途中で乾燥している感じもしますが、焼成後冷ましたらまったく乾燥していませんのでご安心を。
この写真では、りんごを切ってから並べていますが、こちらのフランス人の人たちはりんごを手のひらで薄切りにしながら、並べていっています。まな板も使わない。
こんなところも家庭のおやつって感じです。
Bon appétit ! ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。
ほかのりんごのお菓子もどうぞ♪
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