こちらのブログでよく紹介したLUのビスケットですが、今回はLUの有名なビスケットの秘密をお話しします。
LU ビスケットの歴史
1846年に開業した人気のパティスリーで、1886年に Le petit beurre(ル・プチ・ブール)は生まれました。このプチ・ブールは小麦粉、バター、砂糖と牛乳で作られたシンプルなビスケットで、端がギザギザになっています。
1846年、ふたりのビスケット職人である Jean-Romain Lefèvre と Pauline-Isabelle Utile が一緒にビスケットのレシピを作り上げました。ふたりの名前の頭文字を取って LU と名付けました。
1889年には、ルイ・ルフェヴルの工場で1日300kgのビスケットを生産し、その3分の1がプチ・ブールでした。1900年には le petit beurre の製造会社LUはパリで開催した万国博覧会でグランプリを獲得し、このビスケットのおいしさが世界中に広まりました。
今では、どのスーパーマーケットでもLUマークのビスケットが置いてあるほど、フランス国内で26%が消費されているそうです。
1846年にLUができてから、今年で170周年となりました。
ル・プチ・ブールの誕生のひみつ Le petit beurre
1886年、Jean-Romain Lefèvre と Pauline-Isabelle Utile のふたりがお茶の時間にテーブルセンターの刺繍にインスパイアされて、このギザギザの形を思いつきました。
ビスケットの四つ角にあるのは耳で4つの季節を表しています。耳と耳の間にある小さなギザギザは歯で全部で52個あり、1年の週の数を表しています。内側にある小さな点は24個あり、1日の24時間を表しているんだそうです。
お菓子ができた背景を知るともっとお菓子が愛着がわいて好きになるんですが、LU はわたし好みのかわいらしさです。おいしいしかわいいし、最高です。
LUのビスケットたち
定番のビスケットです。本物のバターの香りがしっかりしててさくさくでおいしい。
プチブールの記事:一番大好き!フランスのスーパーにあるお菓子|LUのビスケット
ミルクチョコレート好きにおすすめしたい。止まらないおいしさなミルクチョコレートのビスケットです。ミルクチョコレート好きにおすすめです。
–Petit Ecolier Milk Chocolate Biscuits 150g(ミルクチョコレートビスケット)
ミルクチョコレートの記事:LUチョコレートビスケット|フランスのスーパーにあるお菓子
ちゃんとしたフランボワーズのジャムが船の形のクッキーの上に乗ったお菓子です。甘酸っぱくってこれもおいしい。
–Bramboise Barquette 120g(フランボワーズバルケット)
見かけたらぜひ食べてみてください!
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