暑い夏のための冷たいさわやかなデザートです。
フランスにもマンゴーは売ってて、mangue マング といいます。マルシェやスーパーにも売っているけど、フランスではマンゴーをほぼ生産していないので、南国から輸入しているんだと思います。値段もそんなに高くなく、ほかのフルーツと同じくらいな感覚です。
日本くらいかな、マンゴーが初値で10万円以上しちゃうのは。それでなくても宮崎マンゴーは1玉1万円はしますからね。高級品です。
VERRINE とは、VERRE (グラス)+ TERRINE(テリーヌ)の組合せのフランス語の造語で、透明なグラスの中にムースやジュレを層にして重ねた冷たいデザートのことをさします。
今回は、マンゴーのムースと果肉、ライムのジュレを重ねて、さわやかなレシピにしました。
層の数だけ作業工程があります
マンゴームースの作りかた Mousse à la mangue
材料
マンゴー | 400g | 400g de mangue |
グラニュー糖 | 30g+30g | 30g de sucre |
ゼラチン | 6g | 6g de gélatine |
レモン汁 | 大さじ2杯 | 2 cuillerée à soupe |
生クリーム | 200ml | 20 cl de crème |
*100ml=10cl
準備
-マンゴーは皮を剥いて、レモン汁を加え、ミキサーにかけピュレ状にする
-ゼラチンを冷水に浸し、戻しておく
作りかた
1. マンゴーピュレと砂糖を鍋に入れ、火にかける。沸騰させ、すこし煮詰める。火から下ろし、ゼラチンを加え、溶かす。
2. ボールに生クリームを入れ、氷水に当てながら、泡だて器で角が立つまで混ぜる。
3. 1を氷水に当てながら冷まし、とろみをつけていく。生クリームを加えて混ぜ合わせる。
4. 器へクリームを入れ、冷蔵庫で冷やし固める。
ライムのジュレの作りかた Gelée au citron vert
材料
ライム | 2個分 | 2 citrons verts |
水 | 300ml | 30cl de l'eau |
ゼラチン | 3g | 3g de gélatine |
準備
-ライムの皮をゼスターで細切りにする。さっとゆで、冷水に入れ冷ます。
-ライムの果汁を搾る。
-ゼラチンを冷水に浸し、戻しておく。
作りかた
1. 水を火にかけ、温める。温まったら火からおろし、ゼラチンを加え溶かす。
2. ライム果汁を加える。
3. 型に流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める。
組み立て
1. ヴェリーヌ型のマンゴームースの上に角切りにしたマンゴー果肉を入れる。
2. 冷やし固まったライムジュレをフォークで砕き、マンゴー果肉の上にのせる。
3. 表面にライムの皮とピンクペッパーを飾る。
Bon appétit !
おすすめ関連記事
この記事へのコメントはありません。