この前作ったチキンロースト(Poulet rôti)、とてもおいしかった〜!
フランスでも作れる鶏肉の丸焼きの作りかたは「フランス流ローストチキンのレシピ|オーブンで焼くだけ簡単!」を見てね。
チキンローストを食べて終わりでなく、丸鶏を食べたあとからがお楽しみです。
鶏の骨(鶏ガラ)をつかってスープを取ります。
フランスでは鶏を丸ごとのチキンローストを食べる機会も多いし、せっかくなので鶏ガラスープをとろうっていう魂胆です。近くに鶏ガラスープの基が売ってないので、自分で作ってしまいます。
ちなみに、フランス人の彼は鶏の骨でスープを取るのは恐ろしい…って言ってます。けど、そんなのは無視。そういえば前には鯛のあらで鯛飯を作ったときも恐ろしがられましたけど…。
フランス在住の女子はきっとサバイバル能力高いと思うから、鶏ガラからスープを取れるって思ってる。作っていきますよ♪
鶏ガラスープの作りかた
材料
- 鶏ガラ(ローストチキンを食べたあとの骨):1羽分
- ポワローの青い部分(緑の葉):1本分
- にんにく:2片
- 生姜:10g
- 酒(日本酒・焼酎):30ml
- 水:2リットル
鶏ガラはローストチキンを食べたあとの骨、酒はあればで結構です。ポワローの葉の代わりににんじんの皮や玉ねぎで代用してもOKです。
どの材料(酒以外)もフランスで簡単に手に入ります。
作る前の準備
- 鶏ガラは水で洗って、血管の部分を取り除きます。皮や身の部分はそのままで。でも、一度焼いているのでそんなに気にしなくて大丈夫。テキトーに作ってもちゃんとおいしいから。
- にんにくは皮をむきます。
鶏ガラスープの作りかた
- 鍋に鶏ガラとほかの材料を入れ、水を注ぎます。
- 強火で沸騰させ、沸騰したら極弱火にしてそのまま煮込みます。2時間程度煮込みます。ぐつぐつと沸騰させずに、静かに煮込みます。
- 透き通ったスープになったらできあがりです。
- ザルで材料を漉します。
わたしの場合は、コトコトと煮たら白湯(パイタンスープ)になってしまってましたが、濃厚なスープになっておいしいです。
保存方法
漉した鶏ガラスープはタッパーなどに入れて保存できます。冷蔵庫では1種間程度もちます。のこりは冷凍庫に保存できます。
鶏肉を丸ごとつかうときは、骨まで余さず食べたいですね。
フランス人も骨からスープを取るなんて怖い〜って言ってたけど、味はおいしいって。ほら見ろ〜。
ぜひ、ローストチキンを作ったあとにはスープを作ってみてください。
トリ3段活用!レシピ
鶏一羽を使って、3品を作りました。
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Connaissez-vous fond de volaille?
Twitterみさせてもらってます♪
こちらのレシピ参考になりました!
美味しかったです^^
ちなみに、フレンチにはフォンドボライユ(鶏ガラ)をはじめ、フュメ・ド・ポワソン (魚のアラ)や、フォン・ド・ヴォ(仔牛の骨肉)、フォン・ド・ジビエ(ジビエは野鳥やうさぎ、シカなどの骨肉)など、様々なフォン・ブイヨンといったソースを使って料理を作ります。
ちなみにちなみに、中華の鶏ガラスープには、白湯(ぱいたん)と清湯(ちんたん)、2種類の出汁の取り方があります。
白湯は強火で煮出した濁ったこってりダシ、清湯は弱火で煮出した澄んだあっさりダシ。
スープの世界って面白いです。
フランスの彼に、鶏ガラスープはフレンチにもあるので怖くないよと、お伝えください。