スキーバカンスからようやく帰ってまいりました。
学生さんの冬休みが2週間も!あって、それに合わせてバカンスを取る大人もいます。2月のバカンスではスキーをして過ごす方が多いので、スキーバカンスともいわれているんだそうです。うらやましいなぁ。
っていうか、フランスってバカンス多いです、ついさっきクリスマスバカンスがあったばかりなのに。
どこのスキー場?
リヨンから車で2時間くらいで到着するヴィラー・ド・ラン Villard-de-Lans というスキー場に行ってきました。リヨンと同じオーヴェルニュ・ローヌアルプ地方(Auvergne-Rhône-Alpes)に属している小さな村で、村全体がリゾート地になっています。
モンブランといった世界的に有名なスキー場ではなく、フランス人やイタリアからのバカンシエ(バカンスする人)が多いようなリゾート地でした。
- 地方:オーヴェルニュ・ローヌアルプ Auvergne-Rhône-Alpes
- 県:イゼール Isère
- 県庁所在地:グルノーブル Grenoble
今回はフランス人の彼とわたしと何人かでスキー場に行ってきました。フランスでのスキーバカンスでのわたしたちの過ごしかたを紹介します。
スキーをする
スキー場に来たんだからスキーをするのはそりゃ当然です、ふつうは。もちろん一緒に来たフランス人彼たちはスキーをしてました。
フランスのスキー場は、ケーブルカーで登って、ちょっと滑って降りて、さらにリフトに乗って別のゲレンデで滑って、さらに別のリフトに乗って…というのを繰り返して、高いゲレンデに行って滑るんだそう。3つ隣りの山まで行ったりするんだそうです。ダイナミックだなぁ。
一方のわたしは、日本で南国生まれで育ちなもので、雪とは無縁の生活。スキーをするっていう発想は全くなかったなぁ。とはいえ、せっかくフランスのスキー場に来たんだから、スキーを経験してみようかなぁってノリノリで考えてたんですが…。やっぱり遠慮しました。
理由は…、
フランス人がスキーを始める年齢が若すぎる
フランス人はたいてい3〜5歳でスキーを始めるんだそうです。
スキー場にはスキーレッスンもあって何歳でも参加はできるんですが、主な生徒は3〜4歳です。実際ゲレンデで小さい子供たちがインストラクターと一緒に列になって滑っているグループが何組もありました。もちろんその中に大人はいないです…。だから、その中に加われない…。
傾斜のついたゲレンデを躊躇なく滑れるって、やっぱり子どもの頃から始めてないとできないなぁって思う。大人になるとできなくなることがたくさんあるのね…。
骨折するんじゃないの?
もうひとつの理由は、スキーには怪我がつきもので、特にわたしは初心者だから怪我しやすいだろうと。で、怪我したらどうすんの?って話。前回、腎盂肝炎になったときも病院や検査所へ行くのに大変だったのに、骨折ってなったらさらにめんどくさそう(あたりまえ)。
フランスで骨折したら大変だっ!ってことで、今回はスキーするのをあきらめました。もういまさらスキーを始めることはないのかな。
スキー場に行ったらみんなスキーをして楽しんでいますが、スキーだけじゃないんです。ほかにも楽しめるところがあります。
山歩きをする
いわゆる散歩です。ただ、上り下りの山道だったり雪道だったりするので、歩くのが大変です。そんな山道を2〜3時間歩きます。
こんな感じで山道・雪道を散歩している人は結構たくさんいるんですよね。フランス人ってほんとに散歩が好きなんだなぁ。
ちなみに、スキー場ではスキーだけではなく、スキー場になっているゲレンデの近くの雪山を歩くっていうランドネ Randonnée といいます。スノーシューという靴につける道具を履いて雪山を登っている人もたくさんいました。
スノーシューとは、踏み固められていないふかふかの雪で覆われた大地を自由に歩くための道具。
小さな村に行く
泊まっていたスキー場から近くにある村ヴィラー・ド・ラン Villard-de-Lans との村の中心にも行っていました。スキー場を含む全体がリゾート地なので、その村の中心も観光客用の町になっていました。
泊まっていたアパルトマンの近くにはレストランがなかったので、夕食に村のレストランまで行くことも多かったです。レストランでごはんを食べたり、カフェでビール飲んだり、パティスリーでショコラを飲みながらおしゃべりをしたり、雪山用の靴を買ったり、ビリヤードしたりっていうのんびりと過ごしてました。
ちなみに、宿泊したアパルトマンではWIFIもつながらず、ほんとうにのんびりと過ごしてきました。ほんと頭がからっぽになるまでのんびり♪
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