今回は、フランス流タルト・オ・ショコラの作りかたを紹介します。
タルト・オ・ショコラとは「チョコレートのタルト」という意味で、フランス語では Tarte au chocolat と書きます。
フランスのパティスリーやブーランジュリーには必ず置いてあると言っていいほどの定番のタルトです。また、簡単なので家でつくったりもします。チョコレートの味がシンプルに感じられるタルトなので、みんな大好きで喜ばれるタルトです。
道具
- 直径22cmのタルト型 un cercle de ∅ 22cm
- ボウル un cul-de-poule
- ゴムベラ une maryse
- 小鍋 une casserole
材料
*22cmのタルト型1台分(8人分) Pour 8 gourmands
タルト生地(シュクレ生地) | 1台 | pâte sucrée cuite à blanc |
生クリーム(脂肪分30%以上) | 100g | 100g de crème liquide 30% de matière grasse minimum |
カカオ分70%のブラックチョコレート | 100g | 100g de chocolat noir 70% de cacao |
作りかた
作成時間は11分でつくれます。
0. タルト生地は事前に空焼きします。タルト・オ・ショコラにはシュクレ生地が最適です。
タルト生地の作りかたについては、「タルト生地の基本|パット・シュクレの作りかた Pâte sucrée」をご覧ください。
シュクレ生地は180℃で10分〜15分焼きます。
1. ガナッシュをつくります。
チョコレートを小さく割り、ボウルに入れます。
2. 生クリームを小鍋に入れ、火にかけ、ふつふつと沸騰させます。
3. 生クリームをチョコレートに加え、ゴムベラで混ぜ合わせます。空気が入らないように、泡立てずに、ボウルのふちに沿わせるようにゴムベラを当てて混ぜ合わせます。
4. タルトを組合せていきます。
空焼きしたタルト生地の内側にチョコレート液を流し込みます。ここでも空気が入らないように慎重にしましょう。
5. 冷蔵庫に入れ、チョコレート液を冷やし固めます。
タルト表面のチョコレートが光っていていたら成功です。
できあがりです。
冷たいまま食べてもいいですし、常温に少し戻して柔らかめのチョコレートの食感を味わってもいいですね。
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