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フランスで和食を作る!フランス人にも大好評な白菜みそ炒めの作りかた

フランスで和食を作る!フランス人にも大好評な白菜みそ炒めの作りかた

今回はフランスでも冬のスーパーに並んでいる白菜をつかって和食を作ってみました。みそを入れてみそ炒めにしてみました。

うちのフランス人はみそもキライなので、おいしいと思ってもらえるか不安だったんですが、意外や意外、みそ炒めは大好評でした。

余談ですけど、毎回和食を作るときにはドキドキしてしまうんですよね…。

フランス人って和食が好き?

うちのフランス人は和食があんまり好きではないんですよね。

タイ料理もベトナム料理やカレーといったアジア料理は大好きなのに、和食は好きではないんだって。理由は味付けが醤油がメインで味が単調だからだそうで、以前、寿司を食べにいったときも、寿司をずーっと醤油で食べてると、醤油の味に飽きてくるんだそうです。

わたしの周りにも寿司は好きだけど、寿司以外は食べたことないし、味噌汁は特に嫌いっていうフランス人が多い。

だから家で和食はあんまり作れないでいたんです。この度、フランス人の彼がダイエットをまた始めるらしく、毎回失敗を繰り返しているので、今回は野菜をたくさん食べれる和食でダイエットすることにしました。

うちのフランス人、白菜のみそ炒めは、味噌のコクと砂糖の甘味、生姜の風味が合わさって複雑な味付けになるので、この白菜の野菜炒めは好きなんだそうです。

 

白菜の味噌炒めの作りかた

普通の味噌炒めなので、あえてレシピを書く必要もないと思うのですが、フランスで作る場合での作りかたを紹介します。

材料

材料は白菜以外は好きなものを加えてください。冷蔵庫に入っているものでかまいません。量も好みの量で。

  • 白菜:5〜6枚
  • ポワロー
  • 大根:大根はRadis blanc
  • にんじん
  • もやし
  • ズッキーニ
  • マッシュルーム
  • 豚のひき肉

大根は Radis blanc ラディ・ブラン といって日本と同じ大根が売られています。日本のより小さめで、辛さがあまりありません。

もやしは Soja ソジャっていう名前で袋入りで売られていて、値段は1〜2€くらいです。もやしはアジア料理レストランで普通に食べれるので、特に珍しいものじゃないみたいです。

豚のひき肉を入れるとコクが出ておいしくなります。

フランスの白菜

フランスで白菜は Chou chinois シュー・シノワ と言います。「中国のキャベツ」っていう意味です。

わたしたちのよく行く大きめのスーパーには年中置いていますが、夏の白菜はカスカスで小さくて、旬の冬の白菜はずっしりと重いです。日本のものより長さが短めで、値段は2〜3€と手頃です。

フランスのキャベツは日本のと比べると固めなんですが、白菜は日本のと同じように火を通すとやわらかくなります。

フランスの白菜はすんごく応用力のある使える野菜なので、最近はほぼ毎週買っています。冷蔵庫で保存すると10日ほど保つし、ほんとに使える!

調味料

  • みそ:大さじ1
  • 醤油:小さじ1
  • 砂糖:小さじ1
  • 片栗粉:大さじ1
  • 水:大さじ2

この割合で合わせて、野菜の量が多い場合は2倍〜にして加えてください。

作りかた

1.材料を適当な大きさに切る。生姜はみじん切りかすりおろします。

日本では千切りに切ることもあるけど、フランスではフォークの上にのせて食べるため、材料はフォークにのるくらいの大きさでいちょう切りにするとフランス人も食べやすいです。最初に千切りにしてたら、フォークでは食べづらそうでした。

フランスで和食を作る!フランス人にも大好評な白菜みそ炒めの作りかた

材料はフォークで食べやすい大きさで

2. フライパンに油を引き、火にかける。豚ひき肉を加え炒め、火が通ったら野菜と生姜を加える。

日本では野菜のシャキシャキ感が残るくらいに炒めることも多いのですが、フランス人はそれだと生だっていう人も多いので、しっかりと火を通します。野菜がしなっとするまでフタをして火を通します。

3. 材料はすべて合わせておく。野菜に火が通ったら調味料を加え混ぜ合わせ、とろみが付いたらできあがりです。

白菜のみそ炒めの付け合わせは?

付け合わせは日本人的には白いごはんがいちばん合います。フランス人も白いごはんで合わせて食べてくれ、おいしいって言ってくれてます。調味料の味付けは濃いめのほうがごはんに合います。

豚ひき肉を入れなくってもおいしくできます。その場合は、豚肉のソテーなどのお肉と合わせます。調味料は薄めのほうが合います。

白菜ってフランスでも万能野菜です。

意外に手に入りやすい材料ばかりなので、フランスの冬のごはんのひとつに加えてみてはいかがでしょうか。

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