フランス・リヨンでのお菓子屋さんで働く日々
今日も研修に行ってきましたが…、
昨日、ジミーより
「明日の日曜日は、ぼくが鍵を開けている。だから、ぼくは明日は6時半にしか来ないから、その時間にAkikoも来てね」
ということだった。
いつもは6時前には着いていて、6時には仕事を始めているんだけど、明日はパトロンが来ないから、少し遅めに来たい。いつも通り来ても開いてないからねってことらしい。
まぁ、開いていないんじゃしょうがないので、その言葉に従って、6時半すぎに着くように出かけました。先々週もジミーが鍵開け係で、時間通りに行ったけど、彼はなかなか来なくて、寒くて暗い中ずっと待ってて、しかも日曜の朝方だから酔っ払い達から絡まれて怖かったので、今日は少し遅めに着くようにしました。
そして、6時35分くらいに着いて店に入ったら、なんと…、
いないはずのパトロンがお出迎え~~~!!!
しかもとびっきりの笑顔~!
だったので私も何もなかったかのように普通に挨拶。
びっくりした~。今日はいないていってたのに、ジミーよっ(怒)と思いつつ、更衣室へ行ったら、前に来ていた彼らも相当あわててた様子の残骸を発見。
たぶん彼らも30分遅れてきて、その前にパトロンが着ててびっくりしたんだと思う。
厨房に行ったら、いつもはうるさい彼らが超無口で黙々と作業してました。やれば静かに働けるじゃないか。
ジミーがわたしに謝ってきました。
「ごめん。ほんとうはパトロンは来るはずじゃなかったのに、ぼくたちもびっくりしたんだもん。いるからさぁ」
「知ってる。更衣室の私服が散らかってたよ…」
でも、静かだった本当の理由はテオの二日酔いだったようです。しゃべりたくってもしゃべれなかったみたい。後半、ずーとしゃべれなかった彼がいきなり爆発して大騒ぎしてました。
パトロンが朝着てた理由は、昨日山ほど作ったビューニュがほとんど売れたから。いつもはあの量で日曜日まで持つけど、昨日は驚異的に売れたみたいで、ごきげんでした。
作ったビューニュを店に全部並べたからじゃないかな。あんなに店中に並んでたら気になって買ってしまうかも。
フランス・リヨンのパティスリーで研修をしていた頃、書いていた日記です。 自分のために書いていたものなので淡々としていますが、仕事内容などを詳しく書いていますので参考にしてもらえればうれしいです。 kico
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