材料・道具

パウンドケーキおすすめの型マトファー社ケイクドロワ|実力よりおいしく焼けるよ!

パウンドケーキが実力よりおいしく焼ける絶対おすすめな型

わたしがお菓子の型のマニアで結構たくさんの型を持っています。その中でもパウンドケーキを焼くときに必ず使っている型があって、きれいにこんがりと焼きあがります。

それは、フランスのマトファ Matfer というメーカーが作っているパウンドケーキ型です。

今回は、その型を使うおすすめポイントを紹介したいと思います。

マトファ社のパウンドケーキの型

お菓子を作る方でしたら、ご存知のフランスのメーカー Matfer マトファ社の型がおすすめなんです。このメーカーの型はフランスで最も有名でお菓子屋さんでは必ず使っているといってもいいほど。つまりプロ仕様の型なんです。

パウンドケーキ型だけでなく、マドレーヌ型やタルト型などさまざまなお菓子の型を造っています。

一般的なパウンドケーキ型もあるのですが、わたしがおすすめしたいのはケイクドロワ型です。

おすすめするポイント

わたしがそのケイクドロワ型がなぜおすすめなのかポイントを紹介します。

型の高さがある

普通のパウンドケーキ型よりも高さがあります。普通のパウンド型よりも1cm以上高くなっています。

長さ16cmの型(マトファ)で高さ比較
  • 一般的なパウンドケーキ型:60mm
  • ケイクドロワ型:75mm

ですので、高さのあるこんもりとしたパウンドケーキが焼き上がるんです。

パウンドケーキが実力よりおいしく焼ける絶対おすすめな型

マトファー社ケイクドロワ型で焼いたパウンドケーキ

一般的なパウンドケーキの断面は横に広がったタイプが多いのですが、ケイクドロワ型だと縦に長い断面になります。縦長だと形がかわいいなぁって思います。

熱伝導がよい

しかも、マトファー社の特徴である直線や角の角度が鋭くて、焼き上がりのお菓子の外側のラインが美しいんです。パウンドケーキの側面にしっかりと角が付いています。

熱伝導が良いため、パウンドケーキの側面もこんがりとした焼き色がつきます。

ちなみに、この写真のパウンドケーキはベーキングパウダーを使っていません。膨張剤を使っていなくても生地が膨らんでいるのは熱伝導のよい型だからこそです。

参考記事:パウンドケーキのレシピ|しっとりきめ細かい生地になる作りかた

知っておきたい!カトルカールとパウンドケーキの違い

マトファー社ケイクドロワ型で焼いたパウンドケーキ

焼き菓子を上手においしく焼くためには、混ぜ方が重要ですが、実は型も重要なんです。型が良いと普通に作った生地でも、自分の実力以上に上手に焼くことができるんです。

型離れがいい

パウンドケーキを焼く際にはバターを塗ったり、紙を敷く必要があります。バターを塗る場合は、型によっては型離れが悪く型から外れないことがあるのですが、マトファー社の型は軽くバターを塗るだけで簡単に型離れができるんです。

ちなみに、使った型は水で洗わずに軽く布で拭くだけで大丈夫です。型離れがいいため、さほど生地が型に残らないので扱いやすいです。わたしがお菓子屋さんで研修していた時も同様に洗わずに保管していました。

パウンドケーキが実力よりおいしく焼ける絶対おすすめな型

マトファー社ケイクドロワ型(16cm)で焼いたパウンドケーキ

わたしはこのケークドロワ型を以前フランスで買って、日本に持ち帰って使って、また今回フランスに持ってきてしまいました。一度、この型を使い始めると離せなくなるし、使えば使うほど型に油がなじんで型離れもいいんです。もうずっと手放せない!

ちょっと他の型よりも値段は高めですが、一生使える型ですのでもっていても損はないはずです。

Matferケーキドロワ16cm

  • サイズ:(上部)縦170×横86×高さ75(mm) 、(底部)縦150×横68(mm)
  • 容量:約800ml
  • 原産国名:フランス

パウンドケーキがイマイチきれいに焼けないっていう方やさらにおいしく焼いてみたいという方にはおすすめの型です。ぜひ使ってみてください。

参考記事:ブランデーのドライフルーツ漬けパウンドケーキのレシピ|漬込み期間でおいしさ比較中

おすすめ関連記事



kico

投稿者の記事一覧

こんにちは!
ただいまフランス・リヨンで生活しています。
フランスのガイドブックに載っていない町を旅したり、その土地特有のお菓子を見つけたり、焼き菓子のおいしくできるレシピを研究したりした情報を発信していきたいと思います。
Facebook、Twitterでのフォローお待ちしています!

関連記事

  1. カカオ豆はたったの3種類!希少すぎるクリオロ種ってなに? カカオ豆はたったの3種類!希少すぎるクリオロ種ってなに?
  2. カカオ豆の「産地」とその違いによるチョコレートの「特徴」 カカオ豆の「産地」とその違いによるチョコレートの「特徴」
  3. もう迷わない!お菓子作りに使えるフランスのたまごのサイズと選び方 もう迷わない!お菓子作りに使えるフランスのたまごのサイズと選び方…
  4. プロも使ってる!フランスにあるお菓子道具専門店|パリ・リヨン編 プロも使ってる!フランスにあるお菓子道具専門店|パリ・リヨン編
  5. フランスの牛乳の種類 フランスの牛乳はなんで常温なのか?ギモンを解消!
  6. フランスのバターの種類 フランスのバターの基礎知識
  7. フランスのクリームの種類 知ってる?今さら聞けないフランスのクリームの種類7つ
  8. カカオ豆からチョコレートができるまでの製造行程 カカオ豆からチョコレートができるまでの長ーい製造工程

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. レシピのフランス語講座
  2. お菓子に関するフランス語の本
  3. お菓子のフランス語
  4. 【半年以上受けて分かった】フランス語マンツーマンの効果とレッスンの選び方
  5. パリ=ブレストの作りかた - フランス菓子 Paris-Brest
  6. プラリネクリームの作りかた Crème mousseline au praliné
  7. クレーム・ムスリーヌ(バタークリーム)の作りかた - フランス菓子の基本
  8. クレーム・パティシエールのプロの作りかた
  9. フランス語がオンラインで学べるおすすめレッスン厳選の6校

プロフィール

こんにちは!kico キコです。
ただいまフランス・リヨンで生活しています。
フランスのガイドブックに載っていない町を旅したり、その土地特有のお菓子を見つけたり、焼き菓子のおいしくできるレシピを研究したりした情報を発信していきたいと思います。
プロフィールの続きを読む…

Facebook、Twitterでのフォローお待ちしています!



見てほしい♥

フランス生活 ミニスカートの年齢制限

お菓子

  1. フランスLUのビスケット
  2. LUチョコレートビスケット*フランスのスーパーにあるお菓子
  3. 経験して分かった日本とフランスのパティスリーの違い

たび

昔のパン焼き釜 ノエド Nohèdes 200年前のパン焼き窯*60人の村ノエド Nohèdes

リヨン

  1. フランス・リヨンの公園で丸1日楽しむ3つのこと|テットドール公園
  2. リヨン・ジャコバン広場近くのおしゃれ系パン屋さん|Le pain des Jacobins
  3. 日本食材を買うならビオBIOがおすすめ!|リヨンのビオショップ

レシピ

  1. フランスで作る寿司の作りかた
  2. フランスの家庭料理ブッフブルギニョンの作りかた

おすすめ記事

  1. キッシュがべちゃっとならない簡単な焼きかた
  2. ストラスブールのクグロフ
  3. フランスお菓子屋さんで働く Stage スタージュ

フランス語

  1. フランス語おすすめ文法テキスト
  2. フランス語ディクテの勉強のしかた|効果3倍なやりかたを教えます
  3. フランス語初級のテキスト|本当に役に立った厳選の3冊を紹介

手続き

  1. 滞在許可書の手続きがおわったよ〜 @リヨン・OFII 移民局
  2. フランスビジタービザが届いたよ
  3. 羽田空港へ向かう飛行機で
タイ・バンコクの寺院めぐり
  1. 甘くないタルト生地|パット・ブリゼの作りかた Pâte brisée
  2. フランスのバターの種類
  3. カロリー控えめガトーフロマージュの作りかた Recette gateau fromage
  4. 野菜たっぷりラザニアの作りかた、ボリューム感があってお腹いっぱい!
  5. 大統領選でフランス語のヒアリング力を上げてやる!|討論 débat
  6. フランス LU ビスケット
PAGE TOP