ガレット・ド・ペルージュが誕生するまでのお話
1912年、マリー(Marie-Louise Thibaut)は夫婦でペルージュに移り住み、旧市街にあるホテルを引き継ぎました。
ホテルはオストルリ・デュ・ヴィユ・ペルージュ L’hostellerie du Vieux Pérouges といい、建物は歴史的記念物に登録されており今でも営業しています。
オストルリ・デュ・ヴィユ・ペルージュ L’hostellerie du Vieux Pérouges の場所
左の古い建物がそのホテル。
彼女は古いレシピを作り直し、ペルージュの砂糖のお菓子を作り出しました。
もともとは金曜日にだけ作ってい販売していました。カトリック教会では金曜日には肉を食べることを禁止していたため、代わりにカロリーの高いお菓子を販売していました。
このお菓子を最初に作ったホテルではガレット・オ・シュクル・ペルージュ La Galette au sucre de Pérouges 「ペルージュの砂糖のガレット」といっています。
現在ではペルージュの旧市街に5つのガレット専門店があり、職人により伝統の味を守った砂糖のガレットが提供されています。