ババ・オ・ラムってどんなお菓子?
ババ・オ・ラム Baba au Rhum とは、ブリオッシュのような発酵させてふくらましたパンをラム酒入りのシロップに漬け、生クリームを添えたお菓子のこと。
このパンのことをババといい、円錐台形の型であるムーラ・ババ Moule à baba に入れて焼くためコルクの形をしています。
ババ生地にたっぷりとラム酒入りのシロップが染み込んでいるので、甘くて強いラム酒のアルコールと香りを感じることができます。ブラッスリーのデザートになっていることもあり、さらにラム酒を振りかけて食べます。
ブラッスリーでのデザートとして提供されることもありますし、パティスリーにも並んでいる定番お菓子です。
デザートではラム酒の瓶が一緒に添えられ、さらにラム酒を振りかけることができます。食後のデザートとしては重そうと感じるかもしれませんが、アルコールが食欲を促進させてくれて意外にもおいしくいただくことができます。
ババ・オ・ラムの情報
名前 | ババ・オ・ラム | ||
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フランス語 | Baba au Rhum | ||
読みかた | ババ・オ・ラム | ||
分類 | パティスリー Pâtisserie | ||
生地 | ババ生地 Pâte à babas | ||
クリーム |
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材料 |
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購入先 |
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名産地 | 全国 |
ババ・オ・ラムの由来と歴史
ババはスタニスラス・レクザンスキ王 Stanislas Leszczynski が案を出したポーランド料理のひとつといわれています。
スタニスラス・レクチンスキとはポーランドの王様およびロレーヌ公で、ルイ15世の妃マリーの父親です。彼はかなりの食いしん坊で、料理やお菓子についても詳しかったそうです。